前々から調べてみたいと思っていたのが、理想郷なんて実在するのかなぁ~、在ったらいいなぁ、という爺いらしくない夢。

本日はその第一弾。


例によってgoogle頼み。

トップが「20 Most Peaceful Countries in the World」。

これ見て「さよなら」っていう人多いだろう。

ともかく、足がかりを掴まなくては。

前書きを読んでみよう。

Do you know which are the most peaceful countries in the world? Since 2007 each year, the Global Peace Index has been issued by the IEP (Institute for Economics and Peace) and is a measurement of nations’ and regions’ peacefulness based on external and internal measures. Although it seems like the world is becoming more cruel, according to the Global Peace Index there are 20 most peaceful countries in the world.(あんた等世界中で一番平和な国ってどこだか知ってる?2007年から毎年、全世界の平和の指標というのが、経済および平和に関する研究所(IEP)の手で公刊されてきた。この指標というのは、国や地域の平和の程度を内外の統計数字を基にはじき出しているんだ。世界を見渡すと、なんか、どんどん悲惨な状態になっているように感じるだろうけれども、全世界の平和の指標によれば、(ともかくもだな---avaroが追加)世界にはとても平和な国が20もあるんだって。)

いったいこれって、どんな方が書いたの?

筆者を見たら、おや、女性でした。

Julia Melkoという方です。

* Julia Melkoというtwitterがあります。ちょっと見てみると、「お、間違いなくジュリアさんのtwitterだ」と分かります。



about Julia Melkoに自己紹介か他己紹介か不明だが、紹介文があります。

読んでみます。

About Author
Freelancer
I'm a huge travel junkie who can't imagine my life without traveling. I enjoy visiting new places, exploring new things and sharing my travel experience with my readers. Although I do have a huge passion for travel, I also enjoy writing about love, family and positive life.(筆者。フリーランサー。私はとってもとっても旅行にハマっているトラベル・ジャンキーです。旅行抜きの人生なんて全然考えられないくらいの。私は、いままで行ったことがない所へ旅し、新たな発見をし、その体験を読者に読んでもらって一緒に楽しんで欲しいのです。私は、旅行にものすごい情熱を燃やしているのですが、同時に、恋愛や家族や楽天的な生き方について書くのもすごく楽しいんですよ。)

どんな方なんでしょうね?

ちなみに、この方、「10 Most Dangerous Cities in the World」なんてのも紹介してます。

2番目にdangerousな都市は、アカプルコだって。

Juliaさんのことですから、きっとアカプルコにも行ってきたはずです。

それでもメゲなかったようです。

紹介文の最後に書いてあったでしょう。

I also enjoy writing about love, family and positive life.

このpositive lifeっていうのが良いですね。

自然な生き方をしてるんでしょう。

風が吹けば、時には、なびき、時には、決然と逆らう。

あまり考え過ぎない。

私avaroは脳天気なんだけど、似たようなもんだと思ってる。

野生動物は、いちいちメゲテたら生きて行けない。

死んだら生き物それでお終いだもの。

シブトク生きるのよ。


ま、とにかく、ジュリア(or、ユリア?)さんと平和な国々というのを覗いてみましょう。

世界一平和な国は、デンマーク。

そう、アンデルセンの人魚が座ってるあのコペンハーゲン(ゥペンイゲンとロボットが発音しました)の国です。

イメージ 1
 「10 Attractions in Denmark」よりお借りしました。

そういや、TAIRAYAとかいうスーパーで、デンマーク産のバラ肉買ってきて食べました。

あんまり固くなく美味しかったです。

前は、カナダを信頼していたので、カナダ産の肉を食ってましたが、最近カナダが悪党に見えてきて信頼できなくなり、買うのを止めてたので、これからは、デンマークに切り替えよう。

では、Juliaさんの紹介文を一緒に楽しみましょう。

Denmark tops the list of the most peaceful countries on Earth since it’s really a safe place to live. Even while Copenhagen, the capital of Denmark, was under occupation by the Nazis during the World War II, it still did not fight. The point is that people living in Denmark prefer to focus on economic matters, instead of involving themselves in various armed conflicts. Danish people are very friendly, open and helpful. Personally I have been to Copenhagen twice and I wish I lived in this country. I’m pretty sure that those who have been to Denmark at least once could say the same.(デンマークは、本当に安心して暮らせる所なので、地球上で一番安全な国々のリストのトップにいます。デンマークの首都コペンハーゲンは、第二次世界大戦中のナチスによる占領中でさえも(ナチスと)戦おうとしなかったくらいです。端的に言えば、デンマークで暮らしている人々というのは、いかなる武力抗争(戦争)にも巻き込まれないようにして、もっぱら経済に関する事柄に熱心に取り組んでいるのです。デンマーク人というのは、非常に親しみやすく、開放的で、何かと世話を焼いてくれる親切な人たちです。私自身も2度コペンハーゲンに滞在したことがあって、いまでも、この国に住めれば良いなぁと思っています。デンマークに一度でも行ったことがあれば、そのほとんどの人がきっと私と同じように感じていると思います。)

べた褒めですね。

ジュリアさんが述べているように、実際にデンマークは中立政策(軍事的に周辺諸国と対立しないようにする政策)を国の基本方針にしているようです。

ですから、第二次大戦後、一国で中立を守りきれないと判断して、NATOに加盟はしたものの、そのNATOに君臨するアメリカ帝国の言うことを鵜呑みにしたり盲従したりしなかったため、アメリカ帝国と対立することがあったそうです。

ただし、前NATO事務総長アナス・フォー・ラスムセンは、デンマーク人でしかもかなりアメリカ帝国盲従型の人だったと思いますから、デンマーク人の中にも戦争好き若しくは腰抜けが居るのかもしれませんが。

一方、かなり安全な日常生活に恵まれている日本人が、ジュリアさんのこのデンマーク礼賛を読むとちょっとした違和感を感じると思います。

日本人からすると、デンマークには犯罪が全く起こらないのかと言いたくなるでしょう。

文を読めば、ジュリアさんがデンマーク以外の国の人だと直ぐ分かります。

恐らく、ジュリアさんの本国は、NATO諸国かEU諸国のいずれかでしょう。

小耳に挟んだ程度ですが、確かに、EU諸国やNATO諸国の多くは、結構、物騒な国が多いようです。

この後は、ページを変えて、デンマークが本当に平和で安全な国なのか徹底的に調べてみましょう。