avarokitei84のblog

*はじめに。 このブログは、ヤフー・ブログから移行したものです。当初は、釈尊(お釈迦様・ゴータマブッダ)と宮沢賢治を探究してましたが、ある時点で、両者と距離をおくことにしました。距離を置くとはどういうことかと言いますと、探究の対象を信仰しないということです。西暦2020年となった今でも、生存についても宇宙についても確かな答えは見つかっていません。解脱・涅槃も本当の幸せも、完全な答えではありません。沢山の天才が示してくれた色々な生き方の中の一つだと思います。例えば、日本は絶対戦争しないで平和を維持出来るとおもいますか?実態は、戦争する可能性のもとに核兵器で事実上の武装をしています。釈尊の教えを達成したり絶対帰依していれば、戦争が始まっても傍観しているだけです。実際、中世インドでイスラム軍団が侵攻してきたとき、仏教徒の多くは武力での応戦はしなかったそうです(イスラム側の記録)。それも一つの生き方です。私は、武装した平和主義ですから、同じ民族が殺戮や圧政(現にアジアの大国がやっている)に踏みにじられるのは見過ごせない。また、こうしてこういうブログを書いているのは、信仰を持っていない証拠です。

2014年11月

東京新聞(TOKYO Web)に気になる記事があり、調べてみました。




1. カナダ議会銃撃1カ月 ネットの監視 国民に容認論(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014112102000115.html

---一部引用させていただきます

【ワシントン=斉場保伸】カナダの首都オタワの連邦議会を舞台に激しい銃撃戦となったテロ事件から二十二日で一カ月。イスラム過激派の思想に共鳴した男の 引き起こした事件の衝撃は大きく、カナダ国民の間には、安全のためにメールやネットに対する監視強化など自由の抑制を容認する意見が強まっている。

及び

治安当局は過激思想のある人物と把握しながらも「差し迫ったテロ行為の恐れはない」と、行動監視対象から外していた。

及び

対応策を検討するカナダ政府はこれまでに、警察力を強化する方針を示している。調査機関アバカスデータが事件後に行った世論調査によると、回答者の60% が「このような脅威を防ぐため、個人を監視するもっと強力な権限を治安当局に与えるべきだ」と答え、52%は「インターネットの監視」を容認した。

---引用終了 有り難うございました



2. カナダ銃撃犯、テロ監視対象の男と特定(AFP)
 2014年10月23日 10:18 発信地:オタワ/カナダ

---一部引用させていただきます

カナダ当局は、「国内または国外の個人または団体がテロ行為を実施する意図や能力を持っていることを示す情報を入手した」として、90人を監視していることを明らかにしていた。(c)AFP

---引用終了 有り難うございました



---一部引用させていただきます

今回襲撃にあったParliament Hillの警護に当たっている人たちの団体Security Service Employees Associationでは、屋外での警護中、拳銃所持を認めてほしいとの要望が出されていましたが、議会は拒否していました。

そのときの理由は、
”襲撃や非常事態に直接対応するのはRCMP(警察)で、警護員は拳銃等を所持する必要はない”

なにか縄張り意識のようなものがあったようです。

今回の襲撃事件で、この考え方が見直され現在は銃を所持しているようです。

及び

カナダの治安を監督する省が2つ(濃い茶色)、その下に実行部隊(淡い青)が組織されています。
そして、その活動部隊を監視する機関(黄色)があります。

○ Public Safety MInister(公安省)
実行機関として
ーCanada Boarder Services Agency(CBSA) - 国境での警備担当
監督機関なし。

ーRoyal Canadian Mounted Police (RCMP) - 王室警察(連邦警察 FBIに相当)
監督機関として
ーRCMP External Review Commitee(ERC) ー活動を監視
ーCommission for Public Complaints Against the RCMP - 民からの苦情等を審査

ーCanadian Security Intelligence Service (CSIS) - 中央情報局(CIAに相当)
監督機関として
ーSecurity Intelligence Review Committee(SIRC) 

○ Defence Minister (国防省)
実行機関として
ーCommunication Security Establishment Canada (CSEC) -
監督機関として
ーCommunication Security Establishment Commission (CSE)

先週の事件を受けて、こうした関連機関から新しい法制を求める動きがあるようです。
その内容には、
>容疑者や指名手配者を逮捕する際の条件を緩和する
>個人を安全な場所に移動する制限を緩和する
>オンラインコミュニケーションを監視する権限を強化する
>連邦裁判所の同意がなくては警察が実行できない条件を軽減する。
>国外に出国したカナダ人を追跡できる”Exit Information System"を導入する。

こうした権限を認めることに、現政権は難色を示しています。

---引用終了 有り難うございました


以上の3つのサイトの情報だけからも、

個人を監視するもっと強力な権限を治安当局に与えるべきだ


という議論には大いに疑問を感じます。

問題の根っこはもっと別なところにあると思われます。

現在、アメリカ帝国の属国は、アメリカ帝国の覇権主義・帝国主義に従順に従っているようです。

アメリカ帝国自体も、エドワード・スノーデン氏の暴露によって、過度の個人監視が行われている様子が世界に知られました。

アメリカ帝国の異常事態は、相当前から進行中だったようですが、特にブッシュ大統領時代に急激に悪化したようです。

悪名高い「愛国法」関連の法制化と憲法や法を無視した暴挙(人権侵害)が公然と行われる事態が出現したのです。

今のところ、テロを起こす危険性があると見られている(つまり、個人監視の対象となっている)のは、イスラム教徒の過激派とされていますが、アメリカ帝国の中枢が最も恐れているのは、自国民が民主主義に目覚め、反政府暴動を起こすことなんでしょう。

今やアメリカ帝国の真の大統領は、マフィアのような軍産官の闇の組織なんでしょう。

オバマがいくらチェンジを叫んでも、彼ら闇の組織の意向に沿わなければ何も出来ないのです。

北朝鮮は、銃や刀で国民を脅します。

アメリカ帝国は、真綿で国民を締め付けます。反抗的な行動をとれば、令状なしで逮捕して冤罪で処罰できます。

北朝鮮はバッサリ殺ります。

アメリカ帝国は生地獄に繋ぎます。



問題は、個人情報云々ではなく、闇将軍たちの野望と欲望で引き起こされている国家間や宗教間の対立であり、そこから派生した過激派であり、その過激派を闇将軍たちが自分たちに都合の良いように利用することなのです。

第二次世界大戦が終了したら、東西冷戦と代理戦争、東西対立が有耶無耶になったらアメリカの覇権主義の過激化とそのための代理戦争と、人間は滅亡するまで殺し合いを続けるように出来ているのですね。

貧しい国では、武器で殺し合い、豊かな国では真綿(法という武器)で首の絞め合い。

東京新聞の上記の記事の末尾の次の言葉が当たっているのでしょう。

---一部引用開始

カナダ王立軍事大学政治経済学部のクリスチャン・ルプレクト助教授(41)は「カナダ国民は平和ぼけしていたことに気付いた。これまでの自由と安全保障のバランスは見直されることになるだろう」と述べた。

---引用終了 有り難うございました


地球は一個しかありませんので、争奪戦が激化して、やがて、国民一人一人が強力な武器で武装する時代がやってきますね。

「金持ちのために兵隊にされる奴隷」になるか「武装して自由人」になるか選択せざるを得なくなるのです。

武器は、核兵器を超えるようなものでしょう。

政府もうっかり手を出せなくなります。

バカバカしいけれど他に方法がなくなる感じがします。


皇帝ダリヤは昨日撮ったもの。

ダリヤの写真の葉っぱがやや赤みがかって居ると思うが、それは、夕日を浴びているからです。



イメージ 1



イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4


イメージ 5


イメージ 6


イメージ 7


イメージ 8


イメージ 9



王様ダーリヤだけあって、華やかですねぇ。


さるスーパーに買い物に行く途中で、遠目でみた時(ちなみに、今の視力は約1.2)桜の花のように見えたので、はて、今頃あんなところに桜なんて、と思った。

近づくにつれ、思い出した。

そうだ、このお家には、大きな皇帝ダリヤの株が立ち上がっていたんだっけって思いだした。

実に見事な皇帝ダリヤの大株です。

近所には何箇所か皇帝ダリヤを大事にしているお家があったのですが、管理がちょっと面倒らしいのと、大株ですので、場所の問題もあり、じょじょに減りつつあります。

ちなみに、あの見事なサクランボの写真は、この皇帝ダリヤのすぐ後ろのサクランボの木になっていたものです。

そして、黒い鉄塔は、シグナルなんです。

シグナレスはダリヤの手前にそびえています。

来年も見たいですねぇ。

ネットをあさり、図書館の本を読み始めたのですが、とっつきにくい。

当市の図書館には、カント関係が少なく、私向きの砕いた説明が見当たらない。

ネットの説明は、肝心のカントの時間に関してあまり役に立たない。

良いサイトがあったら、教えてほしい。

出来れば、isiteru80さんが詳しい解説をしてくれるのが一番。

なぜかって、カントの理論の解釈は一つではないし、砕いいて説明出来る人も少ないみたいだから。

また、宮沢賢治自身、カントの研究者でも完璧な理解者でもなかっただろうし、おそらく、賢治は、自分の疑念に答えてくれる説明がカントの中にあったので借用したという程度だろうと思う。

isiteru80さんが言ったように、仏教だけで「春と修羅」は読めないでしょうが、一方、カントだけで「序」が読めるということも無いということではないですか。

気長にカントの時間について調べてみます。

オランダも他の西ヨーロッパも、日本と同じアメリカ帝国(主義)の隷属国に過ぎない。

オーストラリアは、完全な属国である。

オランダとオーストラリアのルッテとアボットは、自国民に多数の虐殺犠牲者を出したMH17撃墜の犯人(アメリカ帝国とその奴隷以外の自由人の確信では、ウクライナ政府)を(恐らく)知っているだろうと思われる。

しかも、アメリカ帝国の意向から自由なジャーナリストなどの間では、この悪魔でもやらないような非道な虐殺(MH17の撃墜)の真相はかなりの信憑性をもって、アメリカ帝国の属国の仕業であると推測されている。

しかし、先のG20で行われたロシアのプーチン大統領およびロシアに対する非難・侮辱は、NATO諸国(つまりアメリカ帝国の隷属国西ヨーロッパ)がいまだにご主人(アメリカ帝国)のゴキゲンを伺うことにキュウキュウとしている様をはっきりと示した。

アメリカ帝国と互角に渡り合える核兵器所有国を公式の場で確実な根拠もなく非難し続けたり、侮辱することが如何に危険なことなのかわかっていないようだ。

つまりいつ地球滅亡の第三次世界大戦が始まってもオカシクないような冷戦状態が再現してしまう危険性を孕んでいる。

窮鼠、獅子をも噛む。 という諺を忘れるべからず。

意図的に核兵器を使う阿呆は絶対にいないが、冷戦構造は、偶発的な核戦争の危険性を孕むのだ。


さて本題。

ロシアの声の昨日の記事で、注目すべき記述があった。

MH17撃墜の真相解明に劇的な進展をもたらす、MH17の機体残骸の回収が行われたのだ。

記事をご覧いただこう。

ロシアの声を引用させていただきます。

---引用開始

11月 18 , 19:30

ボーイング機の残骸が悲劇の全容を復元する

  ウクライナで、マレーシア航空のボーイング機の残骸が現場から回収された。回収作業は全体で10日を要し、次には検査にかけられる。事故から4ヶ月、いまだ犯人は分からず、データのほとんどは秘密指定。モスクワは究明作業を支持し、一方では米国に対し、事故当時の衛星写真を提出するよう求めている。

オランダ首都ハーグでは事故状況の解明を求めるデモが行われた。マレーシア航空のボーイング機は7月17日、アムステルダムからクアラルンプールに向かう途中、ウクライナで墜落した。乗員・乗客298人(子供85人含む)が全員死亡した。乗客の大半、193人までが、オランダ人であった。そうしたわけで、いま国際調査はオランダの主導で行われている。事故の原因は依然として藪の中。オランダ検察は10月末、証拠が不十分であり、事件の全容が復元できない、との声明を出した。中間的な結論としては、ただ、同機は外部からの衝撃により空中で崩壊した、とだけ言われたまでだ。
   オランダは世論の突き上げを受け、ようやく破片の回収に着手した。これまでは、やれ安全が確保できないだの、というのもウクライナ軍が砲撃を続けていたからだが、やれ自称ドネツク・ルガンスク両人民共和国などと共同作業は行えないだのと言って、拒否されていたことだ。しかし作業が日曜始まるや、すわフル回転である。破片はトラックに積み込まれ、鉄道に積み替えられ、オランダに運び込まれる。模型が作られ、ついに写真によらず、実物によって、調査が行われる。世界航空安全基金のセルゲイ・メリニチェンコ氏はそう語る。
   「ICAOのスタンダードでは、事故機の破片は格納庫で復元されることになっている。事故状況を詳しく知るためである。たとえば2001年、ウクライナ軍が黒海上空で旅客機Tu-154を撃墜した。破片が集まり、模型が作られると、専門家が機体にできた開口部にチューブを埋め込んだ。そのチューブがミサイルの爆発のポイントを、またそれが航空機からどれだけ離れていたかを見事に示した、早い話、この方法は、ミサイルが飛行機からどれだけの距離で爆発したのか、その瞬間にミサイルがどこにあったか、前か、後か、上か、下かということを、解明するのに役立つのだ」
   調査が完全なものとなるためには、ほかの方法も用いられねばならない。地上の管制室と上空の操縦室との交渉の記録が重要なところ、その記録も、また管制官そのものも、霞のように消えてしまった。記録が国際調査団に提出されたものか否か、判然としない。
   また、複数の国家が、事故の瞬間、ウクライナ東部の状況を衛星で監視していたはずで、その記録も重要になってくる。ロシアは自らがもつ写真等の記録を事故直後に公開し、調査機関に提供した。それにより、事故の瞬間、事故機のそばにもうひとつの航空機があったことが分かった。ウクライナ空軍の戦闘機と見られるものだ。ウクライナ側はこの情報を否定。しかし、先日、米国の匿名情報提供者により、事故当時、米国の偵察衛星が撮影したとされる写真が、メディアに流出した。これも、事故機が空中から攻撃を受けた、とする説を補強するものだ。
  これを受け、ロシアは米国に、事故に関するすべての情報、データ、衛星写真を国際調査団に提出するよう求めた。
国連は先日、全当事者に対し、調査を妨害しないよう求め、あわせて、事故の真相究明が必要であるとの認識を示した。

---引用終了 有り難うございました


オランダ首都ハーグでは事故状況の解明を求めるデモが行われた。』

 『オランダは世論の突き上げを受け、ようやく破片の回収に着手した。』

ロシアの声が、実際にオランダのどういう報道や情報に基いてこのような判断を下したのかは不明だが、事態が大きく動き出したのは事実だろう。

しかし、冒頭に書いたように、NATOはアメリカの傀儡だから、この後の進展がどのようになるのかも甚だ心もとない。

ルッテ自身も、自己保身を図るだろう。

実は、ロシアの報道機関は、G20の直前にもう一つ謀略的な情報を流した。

MH17撃墜事件で新証拠、ロシア放送局が機体はウクライナの戦闘機によって迎撃されたとする衛星画像を公開

申し訳ないが、画像をお借りします。

---引用開始

イメージ 1

---引用終了 有り難うございました


実は、どういうわけか、残骸回収とこの撃墜シーンの衛星画像を、ロシアの声は再掲載していない。

この写真を、イギリスの新聞はでっち上げだとこき下ろしているが真偽は不明。

もしかしたら、ロシアは、イギリスやアメリカ帝国が、こういう衛星写真を持っているんだぞ、とカマをかけているのかもしれない。

NATO及びウクライナ政府側からは、肝心なデータが提供されず、既存のデータも公開されていない、という事実がロシア側の攻勢を強力に援護している。

最後に、今読みかけの記事を紹介しておく。

General News  11/6/2014 at 10:37:57

Western News-Suppression about the Downing of MH-17 Malaysian Jet

By  


---一部引用

Eric Zuesse

The cause of the shooting-down of the Malaysian passenger plane MH-17 on July 17th (while that plane was flying over the conflict-zone during Ukraine's civil war) is becoming clearer and clearer, despite the rigorous continuing attempts by Western 'news' media to cover it up and to hide from the public the evidence that clearly shows what brought down this airliner.

---引用終了 有り難うございました


適当な読み。

『今年7月17日に発生したマレーシア民間航空機撃墜の真相は、どんどん明らかになってきている。いまだに、西側の報道機関が、民間航空機の撃墜事件の真相に迫る証拠について、ちゃんと報道しようとせず、その証拠を国民に知らせない(というアメリカ帝国の意向に反しないようにする)方針を厳格に実行しているもかかわらずだ』

現時点での最も信頼すべき推論によれば、MH17は、ウクライナの軍用機(su-25、su-27、migのどれか)の機関砲・ミサイルによって破壊され撃墜されたとしている。

まず次の動画をご覧頂きたい。





川崎大師の山門でキリスト教の布教活動してる不届者

通り過ぎる人々は、今現在神の国を切実に求める状況にありません。

この布教活動はほとんどミスマッチなのです。

拡声器から流れる説法は空虚で全く説得力がありません。

日本の人々が切実に求めているのは経済的な充実であり、一度きりの人生でそれを実現したいのであって、不確実な死後の世界でではありません。

日本は、現世での幸せがそこそこ実現可能なのです。


では、続いて、新唐人テレビ(NTDTV)他の動画、『【禁聞論壇】1億を超えた中国のキリスト教徒 』『浙江省 キリスト教徒への迫害強化』 中国で教会とりこわし』中国の仏教徒 台湾で大陸の宗教迫害を訴える』を見てください。


【禁聞論壇】1億を超えた中国のキリスト教徒


浙江省 キリスト教徒への迫害強化』

  中国で教会とりこわし』

中国の仏教徒 台湾で大陸の宗教迫害を訴える』 動画中の聖観法師の弟子、果実法師は、なんとなく「西遊記」の三蔵法師を連想させます(↓のこのお方です。夏目雅子の三蔵法師のような性別不明な感じのお坊さんです。この方の中国語は北京語なのか広東語なのか分かりませんが、声も綺麗で美しい話し方ですね。私は綺麗な発音の中国語が大好きなんです。歌を歌うような発声法なんだと思います)。 

中国は、法輪功という宗教運動を徹底的に弾圧しています。

恐らく、中国政府は共産党支配に対する民衆の不満が、キリスト教によって集約され、民主化以上の反政府圧力となるのを警戒しているのでしょう。

今や、一億人を超える信者が共産主義を見放し、一時的な拠り所をキリスト教に求めていると見られています。

中国の多くの人たちが新しい時代の到来を実現してくれる希望の象徴を求めているのです。

お大師前を通り過ぎる日本の人たちとは全く違う状況に置かれているのです。

ただし、中国人(漢民族)は、世界でも最も現世主義・現実主義的な人々だとされていますから、お大師前で説法していたような、死後の幸せではなく、現世での楽園を希求しているのでしょう。

日本の歴史で言えば、ザビエル来日以降の特に九州地方のキリシタンが置かれた状況に似ているのでしょうか。

宗教的な結束は、天草四郎らの「島原の乱」や北陸の一向一揆など時の権力者を脅かす侮れない勢力となるのです。

中国のキリスト教は、カトリック系の天主教、プロテスタント系の基督教(カナで書くとキリスト教)、東正教(ロシア系の正教会)などだそうですが、中国政府は宗教統制のために、バチカンなどのヨーロッパ教会権力の影響を遮断するため、丁度、宗教革命後イギリスにアングリカン・チャーチ(英国国教会)という国王を最高位とする独自の教会制度を作ったように、中国政府の統制下に中国天主教・中国プロテスタント・中国正教会のような組織を作って居るようですが、一億人超とされる膨大な中国キリスト教信者の大半は、これら政府系の教会の信者ではなく、いわゆる隠れキリシタンのような地下教会組織に属する信者が大多数だと見られているようです。

中国政府は、法輪功のようにキリスト教を弾圧しきれるでしょうか?

↑このページのトップヘ