avarokitei84のblog

*はじめに。 このブログは、ヤフー・ブログから移行したものです。当初は、釈尊(お釈迦様・ゴータマブッダ)と宮沢賢治を探究してましたが、ある時点で、両者と距離をおくことにしました。距離を置くとはどういうことかと言いますと、探究の対象を信仰しないということです。西暦2020年となった今でも、生存についても宇宙についても確かな答えは見つかっていません。解脱・涅槃も本当の幸せも、完全な答えではありません。沢山の天才が示してくれた色々な生き方の中の一つだと思います。例えば、日本は絶対戦争しないで平和を維持出来るとおもいますか?実態は、戦争する可能性のもとに核兵器で事実上の武装をしています。釈尊の教えを達成したり絶対帰依していれば、戦争が始まっても傍観しているだけです。実際、中世インドでイスラム軍団が侵攻してきたとき、仏教徒の多くは武力での応戦はしなかったそうです(イスラム側の記録)。それも一つの生き方です。私は、武装した平和主義ですから、同じ民族が殺戮や圧政(現にアジアの大国がやっている)に踏みにじられるのは見過ごせない。また、こうしてこういうブログを書いているのは、信仰を持っていない証拠です。

2012年06月

 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/


『ダンマパダ第七章 阿羅漢の章:avaroのまとめ①』


 久しぶりに市立図書館に入りました。

 借金返済やインターネット料金の銀業振込みに行ったついでに寄ったのです。

 西洋哲学史の続きをやりたいのですが、今は、ダンマパダの方が面白いのと、他に幾つかやりたいことがあるので、この日は、雑誌「Newton」を3冊借りるだけにしました。

 「素粒子(最先端物理学はLHCを使って何を追い求めているのか?)」「生命誕生の謎(物質が生命へと変貌する奇跡に迫る!)」「ホモ・サピエンス(圧倒的なヒトの頭脳???みは?・・・副題の上にドンと市立図書館のラベルが貼ってあるので読めない)」

 素粒子とは、古代インドでも論じられたように、世界の物質を構成しているはずのこれ以上分割出来ない物質です。

 現在、これ以上分割出来ないとされている物質すなわち素粒子は、電子とクォークです。

 物質は、電子とアップクォーク、ダウンクオークの三種のこれ以上分割出来ない粒粒(すなわち、素粒子)が集まって出来ています。
 *アップクォークとダウンクォークが原子核(陽子・中性子)を構成します。
  
 これらの素粒子をくっつけたり引き離したりする力を伝える素粒子というのもあります。
 電磁気力(光子)、γ崩壊の弱い力(ウィークボソン)、クォークや陽子・中性子をくっつけている強い力(グルーオン)、重力いわゆる引力(重力子)の四つ。
 野球で、バットで球を打つと飛ぶのも、このうちの電磁気力によるのだと説明がありますが、どうも今ひとつピンときません。
 頭悪いね。

 そしてもう一つの素粒子が、CERN(セルン)にあるLHCで確認しようとしている、万物に質量を与える素粒子である、ヒッグス粒子。

 実は、今回借りてきた「素粒子」の号は、前に一度借りて読んでいたのですが、ほとんど理解できていなかったようで、今回改めて「へぇー」とビックリしています。

 例えば、問題のヒッグス粒子は、なんと例の光の伝播を説明するために仮定されたエーテルのようなシロモノらしいのです。

 このヒッグス粒子は、少なくとも天の川銀河全体を埋め尽くしているというのです。
  *理論では、この宇宙全体を満たしているとされる。

 素粒子はごくごく小さな粒粒ですから、私の体の外も中もこのヒッグス粒子が埋め尽くしているはずです。
  *なんせ、素粒子の単位で私の身体を見れば、スカスカもいい所らしいのです。

 中途半端な理解ですが、質量とは、ヒッグス粒子に対する抵抗力のようなものとなります。

 光(電磁波)は、この抵抗力が0(ゼロ)なので宇宙最速なんだそうです。
 じゃぁ、抵抗しているものは何じゃ? という素人考えが起こる。

 そんな知識、ダンマパダと一体何の関係が有るんじゃ? とせせら笑うあなた。

 テーラヴァーダ仏教の瞑想法の説明に良く出てくる、光の粒のような「カラーパ」というものを見ることが出来るというのをご存知か?
  *「四つの禅定」パオ・セヤドー
  http://www.geocities.jp/bodaijubunko/h/paauk.jhana.htm

 私は見たことがありませんが、達人になればそれが見えるのかもしれません。
 パオ・セヤドーに師事した修行者は沢山居るようで、その人たちが実際に見たと言っているようです(山下良道すなわちスダンマチャーラ比丘がHPに書いてました)。

 「見る」と言っても、肉眼ではなく、瞑想中の直感のようなものでしょうが、意識出来るということは、脳の機能以外考えられないので、確かに何かを認識出来たのでしょう。

 しかし、この「カラーパを見た」という時の「見た」と、LHCの実験において陽子が光速で衝突した時の巨大なエネルギーによって瞬間的にヒッグス場から叩き出されたヒッグス粒子が瞬間的に崩壊して生じた他の粒子を観察する時の「見た」とは、はっきり区別すべきだと思います。

 私は、唯識の考え方は非常に面白いと思うが、一般に解説されているような唯識の説明ではどうしても納得がいかないのです。

 確かに、私たちには、宇宙さえも認識出来てしまう機能が備わっているようだが、あくまでもそれは機能であって、その機能がどのように働くか(機能するか)ということは別な問題としなければなりません。

 簡単に言えば、LHCのように、外界にナニモノカの実在を認めるか否かということです。

 唯識は、外界に一切の実在物を認めなかったと説明されているらしいが、その通りなら間違っていると思う。

 外界にナニモノカの実在を認めても釈尊の教えに何の不都合も生じない。
  *実在と実体を区別しています。

 涅槃の達成にも影響しないと思っています。
  *私が思ったところで何の影響もありませんがね。

 いいかえれば、ダンマパダの記述とLHCの研究は両立可能だと思っているということです。
  *ここで言うLHCの研究とは、研究者の(厳しい競争の)ことではなく、その研究が目指すこの世界の説明のことです。

 この世界がどのようになっているのかということと、釈尊の涅槃を追求することとは矛盾しないと思います。

 カラーパが見えるとしても、それは物質としての私たちの構成要素ではありません。

 あくまで、瞑想という脳の活動において、脳の機能の一つとして表れた表象に過ぎないでしょう。

 唯識的な発想に過ぎません。

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野田総理は、チャンと約束したのです。シロアリ退治をやらなければ増税はやらない、と。ビデオを見てください。
2012.6.30(土) *本日の記事は、『本日も、野田総理のウソつきぶりを毎日確認しよう』です。



★★★今日の風向き(放射能雲=プリュームは何処へ行く)★★★
◎地震速報
◎ヤフー全国版(リアルタイム)放射情報(現在、50地点) *測定間隔 5分毎
◎つくば(KEK)の放射線線量
  http://rcwww.kek.jp/norm/   
◎測ってガイガー!
  http://hakatte.jp/response/
◎原発がある双葉町の天気予報
  http://tenki.jp/forecast/point-422.html
①子どもを守ろうSAVE CHILD サイト(拡散シミュレーション動画)文科省SPEEDIシミュレーションあり
  http://savechild.net/sample-page/yosoku
②TBS風の予想(全国)
  http://www.tbs.co.jp/weather/forecast/rainwind/wind/
③福島第一原発周辺の風向きマップ(Google Mapsタイリング版)
  http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/
④Intellicast--WINDSFORECAST in Japan
  http://www.intellicast.com/Global/Wind/Forecast.aspx?region=chjap
⑤ツイッターtwitter--福島第一原発周辺の風向き情報
  http://twitter.com/wind_f1
⑥原発情報
  http://twitter.com/genpatsu_info
⑦ふくいちライブカメラ映像アーカイブ
  http://www.youtube.com/user/fuku1live
 
★★★本日の記事:



《《 放射能被ばくを拡大する政治を正常にしよう 》》

A.日本の歪んだ政治を直視しよう!! みんなの鋭い目・耳

① 村議 ちかちゃん(福島県双葉郡川内村村議会議員,一期最終年)
  http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/folder/544.html
② 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記
  http://ameblo.jp/4493/entry-11069632951.html
③ ぼちぼちいこか。。。
  http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/
④ 南相馬市 大山こういちのブログ
⑤ もうすぐ北風が強くなる
⑥ 岡山博(仙台赤十字病院呼吸器内科)
  http://hirookay.blog.fc2.com/
⑦ 孫崎 享 @magosaki_ukeru
⑧ 星の金貨 再出発はどこから? : 東日本大震災
  http://kobajun.chips.jp/
   ほんとうの「今」を知りたくて、アメリカCNN、NBC、ABC、
   CBS、英国BBC、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本
   選んで翻訳・掲載しています。
⑨ 東海アマブログ
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-44.html 
⑩ 原発無人列島
  http://nuclearpower.anotherwind.jp/
⑪ あまりに酷くて驚愕のアメリカ合衆国の医療実態
  http://twitter.com/#!/search/%23米国医療
◎ツイッターtwitter--東海アマ(原発情報全般)
  
《《 1.福島第一原発を監視出来るサイト 》》

A. 福島第一原発事故現場を映像で確認したい
   
 ① Youtube-TBS/JNNの第一原発LIVE映像
    http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/ 
 ② 東電のふくいちライブカメラ
   *マイクロソフト・インターネット・エクスプローラー
     http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/
   *Mozilla Firefox
     http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/ 

《《 2.リアルタイム放射線量情報を見たい 》》

A. 公的機関のリアルタイム情報
  * a、bは10分間の平均値(10分間隔)、cは一時間間隔

 a. 放射線テレメータ・インターネット表示局(日立市から鉾田市の複数個所)
    http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
 b. 日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター
    http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/Oantai_j/html/map_10m.html
 c. 埼玉県における空間放射線量測定結果:測定場所 4階建て屋上にモニタリングポスト(地上18m) 1時間間隔。土・日はお休み
    http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html#1

B. 企業などのリアルタイム情報

 a. ヤフー全国版放射情報(現在、11地点)
C. Ustreamなどを使って個人がガイガーカウンター測定値を放送

 
3. 毎日チェックしたい原発関係ブログ

 ① 小出裕章(京大助教)非公式まとめ --京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報--
    http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/16/tv-asahi-jun16/
 ② 原子力資料情報室(CNIC)
    http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=216
 ③ Peace Phylosophy Centre
 ④ WINEPブログ
    http://moribin.blog114.fc2.com/blog-date-201106.html
 ⑤ 暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~
    http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/7ce1a90ac6b70ea0a000e4c2a499fd5f
 ⑥ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素12 > 原発 劣化ウラン フッ素25
   
    http://www.asyura2.com/12/genpatu25/index.html
 ⑦ EX-SKF-JP がんばれ日本!負けるな日本! 政府をあてにするな
    http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post.html
 ⑧ き 坊 の 棲 み か・・・き坊の近況
 ⑨ 福島・第一原子力発電所事故と放射線による被害・・・原発と放射能について考える…
    http://blogs.yahoo.co.jp/albellt919/folder/419667.html
 ⑩ 勝川俊雄 公式サイト・・・長いものには、巻かれません
    http://katukawa.com/
 ⑪ 本当の放射線量|放射能・ホットスポット(地図、関東、東京都)
 ⑫ 机の上の空 大沼安史の個人新聞
    http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/08/i-7608.html
 ⑬ Fukushima Diary(英文・日本文混在)
    http://fukushima-diary.com/
 ⑭ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
福島第一原発事故について考え続け、放射能防御プロジェクトを進めます。
    http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/26ea73eff5b8b8d698d21dc57d1b10ba
 ⑮ ざまあみやがれい!
    http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65759532.html
     ビデオ・ラジオの書き起しを精力的にやってくださってます。
 ⑯ もうすぐ北風が強くなる
    http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-634.html
 ⑰ 早川由紀夫の火山ブログ
    http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-392.html
(早川教授のコメント)私は火山の地質学が専門です。そのなかでも、噴火によって火山から吐き出される火山灰の分布に強い関心をもっています。福島第一原発から放出された放射能の分布は、火山灰に関する私の専門知識を応用してうまく理解することができます。

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野田総理は、ビデオのようにチャンと約束したのです。シロアリ退治をやらなければ増税はやらない、と。
 http://www.youtube.com/watch?v=GE_gSRy2zBs




2012.6.29(金) *本日の記事は、『本日も、野田総理のウソつきぶりを毎日確認しよう』です。



★★★今日の風向き(放射能雲=プリュームは何処へ行く)★★★
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★★★本日の記事:



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② 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記
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⑤ もうすぐ北風が強くなる
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⑨ 東海アマブログ
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⑩ 原発無人列島
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⑪ あまりに酷くて驚愕のアメリカ合衆国の医療実態
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A. 福島第一原発事故現場を映像で確認したい
   
 ① Youtube-TBS/JNNの第一原発LIVE映像
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《《 2.リアルタイム放射線量情報を見たい 》》

A. 公的機関のリアルタイム情報
  * a、bは10分間の平均値(10分間隔)、cは一時間間隔

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B. 企業などのリアルタイム情報

 a. ヤフー全国版放射情報(現在、11地点)
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3. 毎日チェックしたい原発関係ブログ

 ① 小出裕章(京大助教)非公式まとめ --京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報--
    http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/16/tv-asahi-jun16/
 ② 原子力資料情報室(CNIC)
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 ⑧ き 坊 の 棲 み か・・・き坊の近況
 ⑨ 福島・第一原子力発電所事故と放射線による被害・・・原発と放射能について考える…
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 ⑩ 勝川俊雄 公式サイト・・・長いものには、巻かれません
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 ⑪ 本当の放射線量|放射能・ホットスポット(地図、関東、東京都)
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 ⑭ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
福島第一原発事故について考え続け、放射能防御プロジェクトを進めます。
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 ⑮ ざまあみやがれい!
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(早川教授のコメント)私は火山の地質学が専門です。そのなかでも、噴火によって火山から吐き出される火山灰の分布に強い関心をもっています。福島第一原発から放出された放射能の分布は、火山灰に関する私の専門知識を応用してうまく理解することができます。

4号機上部の解体作業ビデオ
 2012.06.26_11.59--12.59(TBS_JNN)
   http://www.youtube.com/watch?v=Z2-zrOGgm8U&feature=related
 2012.06.26_13.00--14.00(TBS_JNN)
   http://www.youtube.com/watch?v=WO_fVIZLWBg&feature=relmfu




2012.6.28(木) *本日の記事は、福島第一原発4号機上部をかなり大きな解体マシーンで破壊的に壊しているような感じのビデオです。

 4号機がだいぶ低くなった感じです。






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⑤ツイッターtwitter--福島第一原発周辺の風向き情報
  http://twitter.com/wind_f1
⑥原発情報
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  http://www.youtube.com/user/fuku1live
 
★★★本日の記事:



《《 放射能被ばくを拡大する政治を正常にしよう 》》

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① 村議 ちかちゃん(福島県双葉郡川内村村議会議員,一期最終年)
  http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/folder/544.html
② 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記
  http://ameblo.jp/4493/entry-11069632951.html
③ ぼちぼちいこか。。。
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④ 南相馬市 大山こういちのブログ
⑤ もうすぐ北風が強くなる
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⑧ 星の金貨 再出発はどこから? : 東日本大震災
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A. 福島第一原発事故現場を映像で確認したい
   
 ① Youtube-TBS/JNNの第一原発LIVE映像
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 ② 東電のふくいちライブカメラ
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《《 2.リアルタイム放射線量情報を見たい 》》

A. 公的機関のリアルタイム情報
  * a、bは10分間の平均値(10分間隔)、cは一時間間隔

 a. 放射線テレメータ・インターネット表示局(日立市から鉾田市の複数個所)
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    http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/Oantai_j/html/map_10m.html
 c. 埼玉県における空間放射線量測定結果:測定場所 4階建て屋上にモニタリングポスト(地上18m) 1時間間隔。土・日はお休み
    http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html#1

B. 企業などのリアルタイム情報

 a. ヤフー全国版放射情報(現在、11地点)
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3. 毎日チェックしたい原発関係ブログ

 ① 小出裕章(京大助教)非公式まとめ --京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報--
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 ② 原子力資料情報室(CNIC)
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 ③ Peace Phylosophy Centre
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 ⑤ 暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~
    http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/7ce1a90ac6b70ea0a000e4c2a499fd5f
 ⑥ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素12 > 原発 劣化ウラン フッ素22
   
    http://www.asyura2.com/12/genpatu22/index.html
 ⑦ EX-SKF-JP がんばれ日本!負けるな日本! 政府をあてにするな
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 ⑧ き 坊 の 棲 み か・・・き坊の近況
 ⑨ 福島・第一原子力発電所事故と放射線による被害・・・原発と放射能について考える…
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 ⑩ 勝川俊雄 公式サイト・・・長いものには、巻かれません
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    http://fukushima-diary.com/
 ⑭ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
福島第一原発事故について考え続け、放射能防御プロジェクトを進めます。
    http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/26ea73eff5b8b8d698d21dc57d1b10ba
 ⑮ ざまあみやがれい!
    http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65759532.html
     ビデオ・ラジオの書き起しを精力的にやってくださってます。
 ⑯ もうすぐ北風が強くなる
    http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-634.html
 ⑰ 早川由紀夫の火山ブログ
    http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-392.html
(早川教授のコメント)私は火山の地質学が専門です。そのなかでも、噴火によって火山から吐き出される火山灰の分布に強い関心をもっています。福島第一原発から放出された放射能の分布は、火山灰に関する私の専門知識を応用してうまく理解することができます。

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Another Universe放射能汚染国の異常な政府! 野田総理のウソつきぶりを毎日確認しよう

2012.6.29(木) *本日の記事は、野田総理のお言葉の確認作業です



★★★今日の風向き(放射能雲=プリュームは何処へ行く)★★★
◎地震速報
◎ヤフー全国版(リアルタイム)放射情報(現在、50地点) *測定間隔 5分毎
◎つくば(KEK)の放射線線量
  http://rcwww.kek.jp/norm/   
◎測ってガイガー!
  http://hakatte.jp/response/
◎原発がある双葉町の天気予報
  http://tenki.jp/forecast/point-422.html
①子どもを守ろうSAVE CHILD サイト(拡散シミュレーション動画)文科省SPEEDIシミュレーションあり
  http://savechild.net/sample-page/yosoku
②TBS風の予想(全国)
  http://www.tbs.co.jp/weather/forecast/rainwind/wind/
③福島第一原発周辺の風向きマップ(Google Mapsタイリング版)
  http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/
④Intellicast--WINDSFORECAST in Japan
  http://www.intellicast.com/Global/Wind/Forecast.aspx?region=chjap
⑤ツイッターtwitter--福島第一原発周辺の風向き情報
  http://twitter.com/wind_f1
⑥原発情報
  http://twitter.com/genpatsu_info
⑦ふくいちライブカメラ映像アーカイブ
  http://www.youtube.com/user/fuku1live
 
★★★本日の記事:



《《 放射能被ばくを拡大する政治を正常にしよう 》》

A.日本の歪んだ政治を直視しよう!! みんなの鋭い目・耳

① 村議 ちかちゃん(福島県双葉郡川内村村議会議員,一期最終年)
  http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/folder/544.html
② 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記
  http://ameblo.jp/4493/entry-11069632951.html
③ ぼちぼちいこか。。。
  http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/
④ 南相馬市 大山こういちのブログ
⑤ もうすぐ北風が強くなる
⑥ 岡山博(仙台赤十字病院呼吸器内科)
  http://hirookay.blog.fc2.com/
⑦ 孫崎 享 @magosaki_ukeru
⑧ 星の金貨 再出発はどこから? : 東日本大震災
  http://kobajun.chips.jp/
   ほんとうの「今」を知りたくて、アメリカCNN、NBC、ABC、
   CBS、英国BBC、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本
   選んで翻訳・掲載しています。
⑨ 東海アマブログ
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-44.html 
⑩ 原発無人列島
  http://nuclearpower.anotherwind.jp/
⑪ あまりに酷くて驚愕のアメリカ合衆国の医療実態
  http://twitter.com/#!/search/%23米国医療
◎ツイッターtwitter--東海アマ(原発情報全般)
  
《《 1.福島第一原発を監視出来るサイト 》》

A. 福島第一原発事故現場を映像で確認したい
   
 ① Youtube-TBS/JNNの第一原発LIVE映像
    http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/ 
 ② 東電のふくいちライブカメラ
   *マイクロソフト・インターネット・エクスプローラー
     http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/
   *Mozilla Firefox
     http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/ 

《《 2.リアルタイム放射線量情報を見たい 》》

A. 公的機関のリアルタイム情報
  * a、bは10分間の平均値(10分間隔)、cは一時間間隔

 a. 放射線テレメータ・インターネット表示局(日立市から鉾田市の複数個所)
    http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
 b. 日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター
    http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/Oantai_j/html/map_10m.html
 c. 埼玉県における空間放射線量測定結果:測定場所 4階建て屋上にモニタリングポスト(地上18m) 1時間間隔。土・日はお休み
    http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html#1

B. 企業などのリアルタイム情報

 a. ヤフー全国版放射情報(現在、11地点)
C. Ustreamなどを使って個人がガイガーカウンター測定値を放送

 
3. 毎日チェックしたい原発関係ブログ

 ① 小出裕章(京大助教)非公式まとめ --京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報--
    http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/16/tv-asahi-jun16/
 ② 原子力資料情報室(CNIC)
    http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=216
 ③ Peace Phylosophy Centre
 ④ WINEPブログ
    http://moribin.blog114.fc2.com/blog-date-201106.html
 ⑤ 暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~
    http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/7ce1a90ac6b70ea0a000e4c2a499fd5f
 ⑥ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素12 > 原発 劣化ウラン フッ素25
   
    http://www.asyura2.com/12/genpatu25/index.html
 ⑦ EX-SKF-JP がんばれ日本!負けるな日本! 政府をあてにするな
    http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post.html
 ⑧ き 坊 の 棲 み か・・・き坊の近況
 ⑨ 福島・第一原子力発電所事故と放射線による被害・・・原発と放射能について考える…
    http://blogs.yahoo.co.jp/albellt919/folder/419667.html
 ⑩ 勝川俊雄 公式サイト・・・長いものには、巻かれません
    http://katukawa.com/
 ⑪ 本当の放射線量|放射能・ホットスポット(地図、関東、東京都)
 ⑫ 机の上の空 大沼安史の個人新聞
    http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/08/i-7608.html
 ⑬ Fukushima Diary(英文・日本文混在)
    http://fukushima-diary.com/
 ⑭ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
福島第一原発事故について考え続け、放射能防御プロジェクトを進めます。
    http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/26ea73eff5b8b8d698d21dc57d1b10ba
 ⑮ ざまあみやがれい!
    http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65759532.html
     ビデオ・ラジオの書き起しを精力的にやってくださってます。
 ⑯ もうすぐ北風が強くなる
    http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-634.html
 ⑰ 早川由紀夫の火山ブログ
    http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-392.html
(早川教授のコメント)私は火山の地質学が専門です。そのなかでも、噴火によって火山から吐き出される火山灰の分布に強い関心をもっています。福島第一原発から放出された放射能の分布は、火山灰に関する私の専門知識を応用してうまく理解することができます。

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(パロディビデオ)虚構会見:野田総理が全原発の再稼働を凍結
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=hcc9bV3gRXg


2012.6.29(木) *本日の記事は、「原発再稼動を拒否した野田総理の本音というパロディです」




★★★今日の風向き(放射能雲=プリュームは何処へ行く)★★★
◎地震速報
◎ヤフー全国版(リアルタイム)放射情報(現在、50地点) *測定間隔 5分毎
◎つくば(KEK)の放射線線量
  http://rcwww.kek.jp/norm/   
◎測ってガイガー!
  http://hakatte.jp/response/
◎原発がある双葉町の天気予報
  http://tenki.jp/forecast/point-422.html
①子どもを守ろうSAVE CHILD サイト(拡散シミュレーション動画)文科省SPEEDIシミュレーションあり
  http://savechild.net/sample-page/yosoku
②TBS風の予想(全国)
  http://www.tbs.co.jp/weather/forecast/rainwind/wind/
③福島第一原発周辺の風向きマップ(Google Mapsタイリング版)
  http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/
④Intellicast--WINDSFORECAST in Japan
  http://www.intellicast.com/Global/Wind/Forecast.aspx?region=chjap
⑤ツイッターtwitter--福島第一原発周辺の風向き情報
  http://twitter.com/wind_f1
⑥原発情報
  http://twitter.com/genpatsu_info
⑦ふくいちライブカメラ映像アーカイブ
  http://www.youtube.com/user/fuku1live
 
★★★本日の記事:



《《 放射能被ばくを拡大する政治を正常にしよう 》》

A.日本の歪んだ政治を直視しよう!! みんなの鋭い目・耳

① 村議 ちかちゃん(福島県双葉郡川内村村議会議員,一期最終年)
  http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/folder/544.html
② 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記
  http://ameblo.jp/4493/entry-11069632951.html
③ ぼちぼちいこか。。。
  http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/
④ 南相馬市 大山こういちのブログ
⑤ もうすぐ北風が強くなる
⑥ 岡山博(仙台赤十字病院呼吸器内科)
  http://hirookay.blog.fc2.com/
⑦ 孫崎 享 @magosaki_ukeru
⑧ 星の金貨 再出発はどこから? : 東日本大震災
  http://kobajun.chips.jp/
   ほんとうの「今」を知りたくて、アメリカCNN、NBC、ABC、
   CBS、英国BBC、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本
   選んで翻訳・掲載しています。
⑨ 東海アマブログ
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-44.html 
⑩ 原発無人列島
  http://nuclearpower.anotherwind.jp/
⑪ あまりに酷くて驚愕のアメリカ合衆国の医療実態
  http://twitter.com/#!/search/%23米国医療
◎ツイッターtwitter--東海アマ(原発情報全般)
  
《《 1.福島第一原発を監視出来るサイト 》》

A. 福島第一原発事故現場を映像で確認したい
   
 ① Youtube-TBS/JNNの第一原発LIVE映像
    http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/ 
 ② 東電のふくいちライブカメラ
   *マイクロソフト・インターネット・エクスプローラー
     http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/
   *Mozilla Firefox
     http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/ 

《《 2.リアルタイム放射線量情報を見たい 》》

A. 公的機関のリアルタイム情報
  * a、bは10分間の平均値(10分間隔)、cは一時間間隔

 a. 放射線テレメータ・インターネット表示局(日立市から鉾田市の複数個所)
    http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
 b. 日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター
    http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/Oantai_j/html/map_10m.html
 c. 埼玉県における空間放射線量測定結果:測定場所 4階建て屋上にモニタリングポスト(地上18m) 1時間間隔。土・日はお休み
    http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html#1

B. 企業などのリアルタイム情報

 a. ヤフー全国版放射情報(現在、11地点)
3. 毎日チェックしたい原発関係ブログ

 ① 小出裕章(京大助教)非公式まとめ --京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報--
    http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/16/tv-asahi-jun16/
 ② 原子力資料情報室(CNIC)
    http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=216
 ③ Peace Phylosophy Centre
 ④ WINEPブログ
    http://moribin.blog114.fc2.com/blog-date-201106.html
 ⑤ 暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~
    http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/7ce1a90ac6b70ea0a000e4c2a499fd5f
 ⑥ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素12 > 原発 劣化ウラン フッ素22
   
    http://www.asyura2.com/12/genpatu22/index.html
 ⑦ EX-SKF-JP がんばれ日本!負けるな日本! 政府をあてにするな
    http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post.html
 ⑧ き 坊 の 棲 み か・・・き坊の近況
 ⑨ 福島・第一原子力発電所事故と放射線による被害・・・原発と放射能について考える…
    http://blogs.yahoo.co.jp/albellt919/folder/419667.html
 ⑩ 勝川俊雄 公式サイト・・・長いものには、巻かれません
    http://katukawa.com/
 ⑪ 本当の放射線量|放射能・ホットスポット(地図、関東、東京都)
 ⑫ 机の上の空 大沼安史の個人新聞
    http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/08/i-7608.html
 ⑬ Fukushima Diary(英文・日本文混在)
    http://fukushima-diary.com/
 ⑭ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
福島第一原発事故について考え続け、放射能防御プロジェクトを進めます。
    http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/26ea73eff5b8b8d698d21dc57d1b10ba
 ⑮ ざまあみやがれい!
    http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65759532.html
     ビデオ・ラジオの書き起しを精力的にやってくださってます。
 ⑯ もうすぐ北風が強くなる
    http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-634.html
 ⑰ 早川由紀夫の火山ブログ
    http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-392.html
(早川教授のコメント)私は火山の地質学が専門です。そのなかでも、噴火によって火山から吐き出される火山灰の分布に強い関心をもっています。福島第一原発から放出された放射能の分布は、火山灰に関する私の専門知識を応用してうまく理解することができます。



*










2012.6.26(火) *本日の記事は、

『「ホ糞笑む縦割り天下りファミリー一体となって今日は饗宴だぁ」だと糞ったれどもめ!!!』という呻き声だけです。

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画像:天を目指すメタセコイアの芽(上図)とスズコナリヒラ竹の筍…中央の細長いもの(下図)



 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/



『阿羅漢の楽しみは凡人にとっては四苦八苦だ--第七章 阿羅漢の章:98・99』




 阿羅漢は、四苦八苦(生まれる時の苦しみ、老いた時の苦しみ、病にかかった時の苦しみ、死ぬ時の苦しみ(恐怖)、愛する者たちに会えなかったり別れたりする時の耐え難い苦しみ、会いたくない者に会った時の苛苛する苦しみ、欲しいモノを得られない苦しみ、このような苦しみに苦しみながら生きなければならない苦しみ)が無くなっている。

 私は、時々、自分がそう遠くない日に、家族・親族に二度と会えなくなる「死」に直面しなければならないことを思い出し、正直ゾッとする。
 私は能天気なので、まだまだ普段はこのことを忘れている。

 さすがこの頃は、自分が死ぬ身なんだということを思い出すと、一夜漬けの瞑想訓練をやる。
 こんなものほとんど身につかない

 それはさておき、この記事に上の画像を付けた訳は、一つは新しいカメラを買ったので早速写真を撮ったからで、もう一つは、写真のメタセコイアやスズコナリヒラ竹の性質に気づいたからである。

 新しいカメラといっても550円のジャンク品である。
 ジャンク品といっても、ご覧のように綺麗に撮れる。
 400万画素もある。
 しかも動画も撮れる。
 超小型なのに、バッテリーは単3乾電池2本(アルカリなら50円、リチュームでも250円---デフレ万歳、中国万歳、日本企業ご免なさい)でOKだから経済的。
 専用バッテリーだとお金がかかって大変(一個数千円)。
 メモリは2ギガ(GB)もあるので、動画も数十分撮れそうである。
 今時400万画素なんてって思うかもしれないが、ネット用であれば十分な性能である。
 ジャンク屋さんにはお世話になっていて、使っている皿やコップの半分は、50円とか100円で買ったものである。

 あれ、それって三毒中毒だろうって。
 当たり!!

 何を隠そう私の生活は、一日24時間ほとんどこの三毒中毒の真っ只中にある。
 どっぷり三毒に浸っている。

 だから、550円で、一種の骨董品のようなカメラを買ってきて一人で悦に入っているのだ。

 勿論、阿羅漢はカメラなんかに興味を示さない(筈だ)。

 では、何で私は、金持ち女性の宝石集めやブランド品集めと全く同じような阿呆なこと(550円カメラを手に入れて悦に入ること)をやっているのだろう。

 それこそが貪・瞋・癡なのだと思う。

 そして、それは、これ以上伸びないように天辺(テッペン)を切られてもなお天を目指そうとするメタセコイヤのイジラシイ性質や芽生えると真っ直ぐ天を目指して伸びるスズコナリヒラ竹の性質と同じなのである。

 木や竹の天辺は天を目指し、途中の枝は横に広がる。
 これは長い長い進化の過程で獲得した木や竹の性質、すなわち、貪・瞋・癡なのである。

 阿羅漢を木や竹に例えるなら、阿羅漢とは、天に向かって成長することを止め、枝を横に広げるのを止めてしまったようなものだろう。

そういう阿羅漢木や阿羅漢竹は、他の貪・瞋・癡旺盛な木や竹の日陰に置き去りにされるから、やがて枯れて死んでしまうであろう。

 極端な例えかもしれないが、こういう生き方が釈尊の教えであり、釈尊や阿羅漢の生き方だったと思っている。

 それでは生きているとは言えない、と鼻の先で笑うかもしれないが、どっこい、偈頌98・99を読んでみたまえ。

 阿羅漢は、実に、悠々とそのような生き方を”楽しん“でおられる。


               ***
98. 村でも、林にせよ、低地にせよ、平地にせよ、聖者の住む土地は楽しい。
99. 人のいない林は楽しい。世人の楽しまないところにおいて、愛著なき人々は楽しむであろう。かれらは快楽を求めないからである。(中村先生)
               ***
98. もしくは、村であろうが、林であろうが――もしくは、低地であろうが、高地であろうが――そこに、阿羅漢(人格完成者)たちが住むなら、その地は、喜ぶべきものとなる。
99. 〔世俗の〕人が喜ばない所である、〔人里離れた〕諸々の林は、〔阿羅漢たちにとって〕喜ぶべきものである。貪欲を離れた者たちは、〔そこにおいて〕喜ぶであろう。彼らは、欲望〔の対象〕を求める者たちではない。(正田師)
               ***


 阿羅漢は何が楽しいのか?

 貪・瞋・癡の妄想、すなわち、四苦八苦にさいなまれることが無いからであろう。

 金持ちほど吝嗇(ケチ)だと言われる。
 年中金欠の私には実感できない感覚だが、なんとなく分かる気もする。
 貪・瞋・癡を放置すると、確かに、もっと良いもの、もっと綺麗なもの、もっと高価なもの......をもっと沢山、いくらでも欲しくなるのは自分でも体験してきたからだ。
 私の場合の「もっと良いもの」とは、高々、今使っている3000円のパソコンを15000円のパソコンに買い換える程度なのだが。
 その程度でも思案投げ首の挙句、windows8が発売になれば、windows7パソコンがもっと安くなるだろうからそれまで待とう、という苦渋の選択をしている始末なのだ。

 あゝ、なんという哀れで滑稽な、それでも立派な四苦八苦であることよ。

 こんなくだらない悩み事を一切放棄した阿羅漢の境地は、確かに長閑(ノドカ)で悠々としたものであろう。

 あの子に恙無きやとか、500円カメラが盗まれないように気をつけるとか、「あ、俺はもうじき死ぬかも!?」なんて思い出して心臓がドキッとしたりとかすることがないのだから。

 何にも持たず、持とうと思わず、如何なる快楽も求めず・必要とせず......という境地にスポンとおさまっているのだから、どんな場所であろうとも「住めば都」のようなものなのであろう。

 釈尊や阿羅漢の生き方とは、私の想像をはるかに超え、我々凡人の日常という現実からはなかなか想像するのが難しいものであることは確かなのだ。

 蛇や毛虫、百足、蛭、蠍(インドなら居たろう)などが這い寄る場所で青天井の野宿なんてとてもとても。

 そう考えると、阿羅漢とは一種のスーパーマンのようなものかもしれない。



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食用の百合(ユリ) 二種類 オニユリ(鬼百合-上図)とタカサゴユリ(高砂百合-下図)  なんか、「アタシを食べんなよ」、って言ってるみたい
オニユリは、今、庭に咲いてます。タカサゴユリは玄関前で成長中。



 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/


『釈尊の涅槃寂静--第七章 阿羅漢の章:94~97』




 釈尊の教えとは、次のような偈頌(96)に端的に表されている。

                    *
 『そのような人の心は静かである。ことばも静かである。行いも静かである(中村先生)』
 『彼の意“こころ”は、寂静と成る――言葉も、行為(業)も、寂静と〔成る〕(正田師)』
                    *

 たとえ、経典の記述に改ざん・追加があったとしてもそんなに危惧することはない。
 
 通奏低音のように全経典の根底を流れている釈尊の教えが心に語りかけてくる。

 阿呆なavaroの私にもそれぐらいは分かる。

 分からないのは、己の無明に気づけないからだ。
 
 阿呆でも、無明に気づくことは可能だということを私と周利槃特(チューラパンタカ)尊者が証明している(慢・慢・慢・慢・慢・・・・赤信号。そして、チューラパンタカ尊者ごめんなさい)。

 ダンマパダやスッタニパータその他の経典で、釈尊が繰り返し繰り返し無明の罠(三毒=貪・瞋・癡)の危険性と愚かしさを説いてくれているのに、頑迷固陋なあなたがた(avaro入り)は、無明の罠の中で嬉々として楽しんでいる。
 *貪・瞋・癡は、正しくは、癡(無明)→貪(欲望)・瞋(嫌悪)→妄想(常識)なんだそうです。だから、上の文は、正しくは、無明の罠(三毒=貪・瞋・癡)→無明の罠(二毒=貪・瞋)となる。

 愚かで気の毒なことだ(と、ダンマパダは繰り返し説いている)。


               ***
94   御者が馬をよく馴らしたように、おのが感官を静め、高ぶりをすて、汚れのなくなった人──このような境地にある人を神々でさえも羨む。
Dhp95  大地のように逆らうこちなく、門のしまりのように慎しみ深く、(深い)湖は汚れた泥がないように──そのような境地にある人には、もはや生死の世は絶たれている。
Dhp96   正しい知慧によって解脱して、やすらいに帰した人──そのような人の心は静かである。ことばも静かである。行いも静かである。
Dhp97  何ものかを信ずることなく、作られざるもの(=ニルヴァーナ)を知り、生死の絆を絶ち、(善悪をなすに)よしなく、欲望を捨て去った人、──かれこそ実に最上の人である。(中村先生)
               ***
94. 馭者“ぎょしゃ”によって善く調御された馬たちのように、彼の、諸々の〔感官の〕機能(根)が、寂止〔の境地〕(奢摩他・止)に至ったなら、思量(慢)を捨棄した煩悩なき者を、そのような者である彼を、天〔の神々〕たちさえも羨む。
95. 地に等しく、〔何ものにも〕遮られない者――インダ(インドラ神)の杭(城門に立てられた標柱)の如く、そのように善き掟“おこない”の者――泥土を離去した〔澄んだ〕湖のような者――そのような者に、諸々の輪廻は有りえない。
96. 彼の意“こころ”は、寂静と成る――言葉も、行為(業)も、寂静と〔成る〕――正しい了知による解脱者にして寂静なる者、そのような者であるなら。
97.〔特定のものについて〕信なく、かつまた、作られざるもの(涅槃)について知あり、しかして、〔輪廻の〕鎖を断ち切った、その人――〔造悪の〕機会を打ち砕き、〔自利の〕願望を吐き捨てた者――まさに、彼は、最上の人である。(正田師)
               ***


 完全に読解しようとすると、だんだん分からなくなる。
 それが経典の困ったところ。
 だが、それには理由が有る。
 釈尊の体験は、釈尊だけ(ではないかもしれないが、伝聞も記録も無いので)が内的に了知したことがらなので、他の人間には知りようが無い。
 そこで釈尊は、ご自分の体験を比喩によって示された。
 したがって、聞き手は、自分の体験に基づく具体的な了解ではなく、比喩の暗示を直感で了知するしかない。
 その了知は、自分の体験を元にした具体的な言葉に翻訳しにくい。
 
 だから、経典の真髄は直感で読む。
 それで良い。
 理屈は不要なのだ。
 これを繰り返すうちに、自分の直感に自信が湧いてくる。

 ある先生の言葉に、「釈尊が説いている無常とは、無常という事実そのものであり、哲学的な論理で説明できるものではない。」というのがある。

 無常の事実と言いつつも、実際には、普段私たちは、無常の事実に目を瞑っている。
 あるいは、忘れている。
 
 哲学は、「何故私たちは死ぬのか?」と問う。
 延々と説明を続ける。

 釈尊はありのままに、「私たちは死ぬ者なのだ」と了知し、その事実を乗り越えた。

 すなわち、

 『そのような人の心は静かである。ことばも静かである。行いも静かである(中村先生)』
 『彼の意“こころ”は、寂静と成る――言葉も、行為(業)も、寂静と〔成る〕(正田師)』

 これで良いではないか(ナァンチャッテ)。

 それでも、釈尊は難しい。
  
 だから、私のようにお宅に走ったり、信仰に嵌(はま)ったりする。

 それも良いだろう。

 阿弥陀仏を信仰するのも結構。
 釈尊(ホトケ)を信仰するのも結構。
 
 他人を巻き込まず、他人に迷惑をかけず、本気で信仰に徹するなら、何も問題は無い。

 生きとし生けるものとは、死ぬもののことなのだ。
 誰でも一生に一度はこれに真剣に立ち向かい、了知する。

 ”これで、いいのだ”




2012.6.24(日) *本日の記事は、『民主・自民の本物政治家が、日米官僚合同企画による日本殲滅作戦の操り人形熱演中の ”野田ドジョウ“ を柳川鍋に出来るか? 不信任案可決→解散をやってみろ』です


★★★ 原発再稼動・消費税増税・TPP参加決定の前に『解散総選挙で国民に信を問え』 ★★★

計画停電・電気料金値上げ・金持ち優遇、庶民搾取の間接税増税、直接税累進値上げせず・社会保障切り下げ・日本をアメリカ属国化を徹底するためのTPP、日本の主権はほとんど無くなるTPP条約などなど野田ドジョウ政権は、日本を完全にアメリカの属国にし、官僚政治家大企業金持ちしか人間らしい生活が出来なくなっても平気なのだ


時事ドットコムの記事を引用させていただきます。

反対54人以上で政権窮地=内閣不信任案可決も-政局シミュレーション
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062300327

野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」消費増税関連法案。26日に行われる見通しの衆院採決は、民主党の小沢一郎元代表を含め、54人以上の反対者が出るかどうかが焦点だ。その数は、内閣不信任決議案の成否や解散時期にも影響する。今後の政局の行方を探った。
民主、自民、公明3党の修正合意により、消費増税法案の衆院可決は間違いない。しかし、民主党内から54人以上が反対した場合、執行部が全員を除籍(除名)すれば、与党は半数を割り、野田政権は少数与党に転落する。内閣不信任案が出された場合、いつ可決されてもおかしくない窮地に陥る。
このため、執行部は造反者を除籍せず、離党勧告や党員資格停止などの軽い処分にとどめることも想定されるが、首相周辺では除籍せざるを得ないとの声が支配的だ。
内閣不信任案に関し、衆院規則は、発議者と50人以上の賛成者がいれば提出可能と定めている。政権を追い込む「武器」を手に入れるため、小沢氏は離党-新党結成に突き進む可能性が高い。
◇9月9日に投開票?
首相の政権運営は厳しさを増し、政局は一段と混迷する。自民党は対決姿勢を強め、「消費増税法案が成立すると同時に、内閣不信任案を出す」(幹部)構えだ。増税法案は8月上旬までには成立する見通しで、不信任案が野党の賛成多数で可決されれば、首相は今国会中に衆院解散に踏み切るか、内閣総辞職するかの選択を迫られる。
憲法は「衆院解散後、40日以内に選挙を行う」と規定しており、自民党からは、大安である9月9日投開票などの日程が挙がっている。
 小沢氏が消費増税法案の成立阻止を図り、成立前に不信任案を出すこともあり得る自民党はこれに乗ることも可能だが、消費増税実現を目指したこととの整合性を有権者から問われるのは間違いない。逆に連携を拒めば、小沢氏が「増税談合」と非難することは確実で、同党も難しい判断を問われる。
◇造反少数なら船出厳しく-小沢新党
小沢氏周辺は「7月にも新党を立ち上げ、先に民主党を離党した新党きづなとも合流する」と語る。ただ、新党の規模がきづなと併せても不信任案を出せない50人以下にとどまるようであれば、首相は主導権を維持し、小沢氏らを「反乱分子」として全員を除籍するとみられる。「小沢切り」を求めてきた自民、公明両党との連携も不可能で、小沢新党は厳しい船出となる。
対抗勢力を一掃した首相は消費増税法案成立の実績を掲げ、9月の代表選での再選を目指す。有力な対抗馬が現れるかは微妙だ。(2012/06/23-22:36)』


見ていてみろ。

縮み金玉の政治家どもが、後で言い訳するために格好だけ「反増税・国民の生活が第一」というポーズをとるが、イザとなるとションベンちびってショボクレルから。

増税の理由(野田ドジョウが国際会議で盛んに増税をアピールしている理由)の一つは、国債暴落によるハイパーインフレだそうだが、消費税が上がっても国家の赤字は減らない。

なぜなら、ギリシャと同じで、税金に寄生するシロアリ・ダニ・ヒルを退治しようとしないからだ。


消費税増税・TPP・原発再稼動なんて、シロアリ・ダニ・ヒルのための餌(エサ=税金・利権))収集装置に過ぎない。
国家破綻なんて最後の最後の土壇場まで彼ら寄生虫の考慮に上らない。

何故退治しないのか?

トボケタことを言うな。日本の政治は、そのシロアリ・ダニ・ヒルが取り仕切っているのだから、自分たちを退治するなんて有り得ないだろう?

 6月26日(火)は、日本政治史上のビックイベントとなるか、あるいは、「やれやれ、またか。ったく、政治家ってのは烏合の衆かよ!!?」となるか、さあさあ、お楽しみ。


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 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/



『人間稼業を止めること 全てを捨てて楽しむ境地--第七章 阿羅漢の章:90~93』

 *訂正:これまで三毒(貪瞋痴)としてましたが、通常三毒の痴は癡と表示してますので、以後そのように表示します。正字と略字で意味は同じようです。


 章題の阿羅漢という用語は、パーリ語原文では、arahant(中村先生註)。

 Pali Tipitaka(URL下記)にも『7. Arahantavaggo』と表示される。
   http://www.tipitaka.org/romn/

 中村先生の註によれば、阿羅漢という用語は、釈尊のような悟った人(賢者)を指す古代インドの一般的な用語で、他の宗教の賢者をも含意していたらしい。
 意味は、尊敬されるべき人、拝まれるべき人、尊敬供養を受けるべき人、あるいは、修行を完成した人であるという。

 漢訳では、阿羅漢、羅漢、応供、応真(オウジン)、意訳して「真人(シンニン)」とも。→要するに、悟りを開いた人すなわち供養する価値の有る人(凡人が供養することで天に再生できる福徳ポイントをゲットできるという意味)。

 だが、こういう語義解釈に捉われると、正しい阿羅漢の理解を誤ることになる。
 例えば、次の参考資料のように。

 漢訳には、原語のパーリ語やサンスクリット語に含まれていない中国思想に由来する語義が付加されているという研究がある。いわゆる格義仏教(中国における仏教受容の初期的理解の仕方)。しかし伊藤さんのすごいところは、中国の全ての仏教にこの格義仏教の根底をなす思想が見られるという。同感であり、日本の仏教もまた然りと思う。いわゆる、梵我一如への妄執である。
   *「中国仏教の底流─万物一体の思想(伊藤隆寿)」
    http://fallibilism.web.fc2.com/081.html

 やがて釈尊を尊ぶ仏教関係者たちは、釈尊にさまざまな尊称を奉ることになる。
 さらに釈尊の偉大さを称えて、修行を完成した弟子たちと釈尊とを区別するために、修行を完成した(すなわち、解脱・涅槃を達成した)弟子たちを阿羅漢と呼び、釈尊を彼ら阿羅漢とは区別するために、「超人的な仏」などの特別な尊称を奉ったようだ。

 私たち現代日本人は、超人的な仏などを仮定する必要は無いので、阿羅漢=仏と考える。
 超人的であろうと、超世界的あろうと、何らかの世界の存在を希求すること自体が三毒(貪瞋痴)そのものなのである。
 すなわち、本来の釈尊の教えによれば、到達する境地(修行の目標)は、釈尊も弟子たちも同じだという仮説である。

 さて、ダンマパダには、この第七章の阿羅漢の他に、第十四章に、ブッダの章(14. Buddhavaggo)がある。

 つまり、「仏」の章である。

 では、ダンマパダ本文は、阿羅漢とブッダ(仏)を区別しているであろうか?

 私には区別が分からない。
 区別していないと断定していいようだ(論証はしない)。

 精神的な実在(実体)を仮定しない立場ならば、超人的な存在(実在する精神世界に属するモノ)などを追求しても何も得られないからである。

 強いて区別を設けるとすれば、釈尊(師)と弟子たちとを区別するために、サンガや在家信者は、釈尊だけをブッダ(仏)と呼んだという程度の認識でいいと思う。

 そういう視点で、第七章と第十四章を読み比べると、第七章阿羅漢は、解脱・涅槃を達成した者一般について説いていて、第十四章は、先駆者、師としての釈尊について説いているように読める。


               ***
90. すでに(人生の)旅路を終え、憂いをはなれ、あらゆることがらにくつろいで、あらゆる束縛の絆をのがれた人には、悩みは存在しない。
91. こころをとどめている人々は努めはげむ。かれらは住居を楽しまない。白鳥が池を立ち去るように、かれはあの家、この家を捨てる。
92. 財を蓄えることなく、食物についてその本性を知り、その人々の解脱の境地は空にして無相であるならば、かれらの行く路(=足跡)は知り難い。──空飛ぶ鳥の迹の知りがたいように。
93. その人の汚れは消え失せ、食物をむさぼらず、その人の解脱の境地は空にして無相であるならば、かれの足跡は知り難い。──空飛ぶ鳥の迹の知りがたいように。(中村先生)
               ***
90. 旅を終え憂いを離れた者に、一切所に解脱した者に、一切の拘束を捨棄した者に、苦悶〔の思い〕は見い出されない。
91. 気づき(念)ある者たちは、〔家を〕出る。彼らは、家において喜ばない。白鳥たちが湖を捨棄して〔去り行く〕ように、彼らは、家々を捨棄する。
92. 彼らに、蓄積“たくわえ”が存在せず、彼らが、食のことを遍知しているなら――彼らの、解脱の境涯が空“くう”にして、かつまた、相“そう”なきものであるなら――彼らの境遇(趣:死後に赴く所)は、虚空における鳥たちの〔足取り〕のように、捉えどころがない。
93. 彼の、諸々の煩悩が完全に滅尽し、しかして、〔彼が〕食について依存なき者であるなら――彼の、解脱の境涯が空にして、かつまた、相なきものであるなら――彼の境処(境地)は、虚空における鳥たちの〔足跡〕のように、捉えどころがない。(正田師)
               ***
90. In one who has gone the full distance, is free from sorrow,
is fully released in all respects, has abandoned all bonds: no fever is found.
91. The mindful keep active, don't delight in settling back.
They renounce every home, every home, like swans taking off from a lake.
92. Not hoarding, having comprehended food, their pasture - emptiness & freedom without sign: their trail, like that of birds through space, can't be traced.
93. Effluents ended, independent of nutriment, their pasture - emptiness & freedom without sign: their trail, like that of birds through space, can't be traced.(Thanisasro Bhikkhu)
  • **



 参考になるかどうか分からないが、Thanissaro師の英訳を引用させていただいた。
 「空」について別な訳を知りたかったから。
 古代インドにおける「空(スンニャー)」とは、日本語のような「元々何も無い、空っぽ」ではなく「元々有るべきものが今は無い状態」を意味するようだ。

 さて、第七章で説明されている阿羅漢とは、要するに、第六章の最後の偈頌で、

『89. 覚りのよすがに心を正しくおさめ、執著なく貪りをすてるのを喜び、煩悩を滅ぼし尽くして輝く人は、現世において全く束縛から解きほごされている。(中村先生)』
『89. 彼らの心が、〔七つの〕正覚の支分(七覚支)において、正しく、善く修められたなら――彼らが、執取の放棄〔という境地〕において、〔一切を〕執取せずして、喜びあるなら――彼らは、煩悩(漏)が滅尽した、光輝ある者たち、〔この〕世において、完全なる涅槃に到達した者たちである。(正田師)』

 と、説明されている修行者のことなのである。

 完全に束縛を断ち切って自由となり、涅槃に到達した者である。

 阿羅漢となったということは、正しい修行(正覚の支分=修行法)を完遂し、心は三毒の支配を脱し、ナニモノにも執著しなくなり、その境地に真の喜びと安らぎを見出すことなのであろう。

 そのことを、偈頌90~93は、身近な事例を挙げて比喩としている。
 偈頌89を実現した阿羅漢とは、次のような者だと言っている。

 「家」の生活をきっぱり放棄できている。「家」は、世俗生活の拠り所であり、守るべき最愛の家族たちが居る。また、中村先生の註によれば、「家」は、執著の比喩であるとも。

 次に、生存と緊密な関係に有る「食、食べ物」について正しい理解が出来ている。
 食への執著が、「生」を妄想し、「生」と「自我」への執著を増幅させるのであるから、「食」について正しく理解出来るとは、「生」「自我」などの三毒由来の構造を理解できたということになるであろう。
 「財」についても同じように解釈できる。

 「家」にも「財」にも「食」にも貪ることがなくなり(執著がなくなり)、三毒が心を攪乱させなくなれば、解脱・涅槃に到達したのである。

 「空」「無相」については、要するに、上に書いたような理解が出来、執著が無くなった阿羅漢の心の状態とでも考えれば良いだろう。

 もっと簡単に言えば、三毒と縁が切れた心の状態とでも言えば良いだろう。

 「空」というと、日本人は「般若心経」を思い出すだろう。
 だが、それは大乗の「空」であり、釈尊の説法にある「空」とは、全く同じではないと理解している。
 従って、ダンマパダを読むときは、「般若心経」の「空」は棚上げしておいた方が無難であろう。
 
 と言っておきながら蛇足を述べれば、般若心経の「空」とダンマパダの「空」との関係は、修行とは無関係な永遠不滅の「真理」への絶対的な信仰と、偈頌89で釈尊が説いている修行によって到達する心の状態との違いなのである。
 現代的な解釈をすれば、修行で到達した「心の状態」も、信仰によって到達した「心の状態」も、どちらも、実は異なる「信仰」の一種に過ぎないのだが、明らかに、中身は異なっていると思っている。

 私は、『修行で到達する「心の状態」』に対する信仰にはまっている。←*右の文を左のように変更しました。「私は、修行で到達する『心の状態』への信仰が好きなのだ。」
 


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ルーマニア民主革命 チャウシェスク元大統領とエレナ婦人の処刑ビデオ
  http://www.youtube.com/watch?v=6MkWPyq7SzY

人間は利己的で強欲である 強欲が権力と融合したら国民は悲惨なことになる、という実例
 「遺伝子組み換え モンサント社の実態 (TPPの恐怖)」(政府機関と企業の人事交流・天下り)
  http://www.youtube.com/watch?v=cCLDVK-i3Jw&feature=relmfu


 

Another Universe放射能汚染国の異常な政府! 日本国民は何故自分たちの最大の武器、国民主権と憲法・法律を使わないのだ 明らかに権力は主権を侵害している 憲法・法律を無視している

2012.6.20(水) *本日の記事は、「日本国民は主権を主張なければならない」である。


本日の阿修羅の記事は良い。

ただし、いずれも、自分を傍観者の立場に置いている点では、落第。

誰一人、俺は一人で戦っている、と宣言していない。

犬の遠吠えで終わっている。

次の記事に注目。

『[放射能被曝] 福島集団疎開裁判で分かった悲惨な現状 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/837.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 6 月 20 日 00:09:44: igsppGRN/E9PQ
[放射能被曝] 福島集団疎開裁判で分かった悲惨な現状
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6114.html
2012/6/19 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「98万人死亡のチェルノブイリより深刻」
福島第1原発事故から1年3カ月後の今月16日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働が決定した。
15日、国際環境NGO「グリーンピース」が記者会見を開き再稼働のリスクを発表。座談会に出席した弁護士らが、福島原発事故後の悲惨な現状を明らかにした。
事故後、放射能被曝による健康被害を懸念した郡山市の小中学生14人と保護者たちが、福島地裁郡山支部に、集団疎開を求め仮処分を申請し、現在も仙台高裁で抗告審が続いている。
福島集団疎開裁判主任弁護士の柳原敏夫氏に聞いた。
「法律では一般人の被曝限度は、年間1ミリシーベルトまでと決まっています。原告の小中学生14人が通う7つの学校の空間線量の積算値は、昨年3月11日以来1年間で12~24ミリシーベルトと推計されます。この訴訟では、市に対し緊急的に安全な地点に教育の場所を移動させることを求めている。しかし、1審では年間100ミリシーベルトを主たる基準にしてそれ以下なら避難させる必要はないと判断。驚きを隠せません」
被曝の問題は進行中だ。すでに甲状腺に異常が出てきている。北海道深川市立病院内科・医学博士の松崎道幸氏の意見書では、「平均年齢が10歳の福島県の子どもの35%に嚢(のう)胞(ほう)が発見された」という。
「嚢胞」とは分泌液のたまった袋で、甲状腺の内側に、炎症あるいは細胞の性質の変化が起きていると考える必要があるというのだ。福島調査の「嚢胞」保有率は過去のどの調査よりも高率であったという。
「福島県では1年足らずで甲状腺の検査で3割以上の子どもたちに健康被害の兆候が出ました。チェルノブイリで同じような兆候が出たのは4~5年後ですから、福島ではよほど高濃度の被曝をしていると言わざるを得ません。しかし、県の医師らは安心して大丈夫だと主張し、セカンドオピニオンを受けたいという希望者に、受けさせないよう医師らに通達を出しているのが現状です。福島はチェルノブイリより7倍の人口密度があるから、98万人以上が亡くなったチェルノブイリより深刻になる恐れがあります。一刻の猶予もならないのです」(前出の柳原弁護士)
政府は目をそらしているが、とんでもない事態が起きているのだ。」

               ***  

今、日本の権力者たちは、必死になって国民の暴動を未然に抑え込もうと躍起になっている。

あの、マルコス宮殿になだれ込んだフィリピン国民の怒涛の怒りは未だ頭の隅にこびり付いている。
東欧諸国では、チャウシェスク大統領という超権力者が民主革命政府によって処刑された。

脱原発や放射能の健康被害、上記記事の裁判にある集団疎開などで政府や自治体に善処を求める活動をしている国民・住民に『非国民・破壊主義者・日本侵略を意図する外国の手先』などというレッテルを貼って、その他の大多数のいわゆるノンポリ国民・住民から隔離しようとしている。

村社会国家日本は、なにより村八分が怖いので、不満はあっても行動しない国民・住民が多い。

韓国や中国・あるいは、西ヨーロッパの人たちと違う点だ。

長い長い江戸時代の封建制と明治から太平洋戦争までの天皇主権制の弊害だ。

今の日本の状況は、北朝鮮やシリアなどとの差はホンのちょっとなのだ。
中国とは大差ない。
違うと国民が錯覚しているだけなのだ。
その証拠?
福島原発事故後の権力者たちの言動と実際の施策・対応が証拠だ。

今、アメリカもひどい状況らしいが、それでも、日本よりはましなのだ(どっちもどっちかな)。
その証拠?
日本政府も自治体も、SPEEDI解析だけでなく、アメリカ軍の実測値までも隠していたことを朝日新聞がつい最近報じた。
これを公表しただけでも飯舘に非難した人たちが必要以上の被ばくをしなくて済んだ。
まさに鬼畜の仕業である。
これが何よりの証拠だ。

法律は年1mシーベルトと決めている。
裁判所は、これを判断の基準としなければならない。
裁判所は、政府でも国会でもない。
勝手に法律を変える権限など無い。
そんなことをしたら、江戸時代に逆戻りだ。
法治国家ではなくなる(ほとんど最初から法治国家ではないらしいが)。

判決は、「集団疎開させるべき」しかない。

では、この判決を実際に実行できるか?

それは、政府や自治体が国民や住民ら関係者と話し合いながら妥協点を見つけつつ最善を尽くせばいいのだ。
こんな時にこそ、日本人の連帯が必要になるのだ。

さて、本記事は、このことを言いたいのではない。

裁判所が、100mシーベルトなどの法律を無視した判断基準で明らかな違憲判決を出した時点で、国民・住民は大規模な抗議行動を行わなければならなかったのだ(自分を棚上げしているのは無視)。

三審制を待っていたら、子供たちは救えなくなるからだ。

日本国憲法は、国民(住民を含む)の主権(政治権力は国民にあるという原理)を明記している。

裁判所が明らかに憲法を無視し、子供たちの問題は緊急性がある。
この事情を国民は、主権の行使として意思表示する必要がある。
はっきり言えば、裁判官に圧力をかけるのだ。
権力者も裁判官に圧力をかけている。
国民が指をくわえて恨めしそうに見てるだけでは能が無い。

どうやって意思表示するか?

デモ、集会、パンフレットなどなど。
国民・住民が真実を見て、団結することである。
暴動は最後の最後の手段であるから、デモはあくまで秩序を保ち、権力者たちが譲歩するまで、根気よく力強く(怒鳴りたてることではなく、国民の団結を示すこと)続けることだ。

それから、テレビを見ない・大新聞購読を止める決断をする。
どうしてやめるのか?
洗脳されないようにするためだ。
これ以上馬鹿にならないようにするためでもある。
テレビ・大新聞は権力者とアメリカの宣伝隊だからだ。
こんなのに金を払って視聴・購読するほど馬鹿らしいことは無い。
テレビ・新聞が改革をするまで、しばらく辛抱すべし。
市場原理で、視聴・購読を拒否すれば、彼らも改革をする他無い。
ガンジーの無抵抗不買運動を見習おう。

どうしても読みたければ東京新聞を購読すべし。

日本人は、今正に、政治に関心を持ち、政治行動をしなければならない時である。

津波の被害にあっても、秩序が維持出来ていると諸外国が絶賛した、それは一般国民の質の良さを示したものだ。

しかし、その後がいけない。
権力者たちが鬼畜の本性を剥きだしにして国民・住民に牙を剥いた。
日本の大問題がどこにあるかを世界に明らかにした瞬間である。
日本の病根は、権力者たちにあったのだ。

自然津波後、略奪も暴動も起こさない代わり、牙を剥いた政治津波が襲ってきても秩序を乱さない、つまり、デモも暴動も起こせないのは、結局日本人は馬鹿か頓馬か虚勢馬だからだと今度は諸外国から嘲笑されている。

日本人は、折角、国民主権を賦与されたのに、それがどんな凄いものなのか、どんなに凄い権力なのか、どんなに凄いパワーなのか、全く知ろうとしないアホだと、諸外国は嘲笑している。

自分がスーパーマン並みの力を持っているのに気づかないでいるのだ。

このままだと、憲法は改正され、国民が持っているこの物凄い力(国民主権)は半減され(天皇制の強化、権力の隠れ蓑)、ちょっと政治行動をすると監獄にぶち込まれ拷問を受けるようになる。
この点は、中国や北朝鮮が良いお手本だ。

国民よ、目覚めよ。
国民よ、自分が、子供たちや孫たちのために何を為すべきか知りたまえ。
知ったら、行動すべきだ。
日本人には、祖先たちのワイルドなエネルギーに満ちた血がながれれている。

何も無政府状態を目指すのではない。
権力者たちに、憲法・法律の遵守を命じるだけなのだ。
国民主権を再認識させるのだ。
この行動は、日本の将来を壊すのではなく、より良い将来を保障する行動なのだ。
働き甲斐のある、明日の生活に希望が持てる、そういう日本の再構築を目指すのだ。


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Another Universe放射能汚染国の異常な政府! 社会的弱者に牙を剥く維新の会の縮み金玉 政治改革に名乗りを上げるなら命を懸けろ 強者に尻尾を振るな 政治家がぬけぬけとこんなことを言えるのは、主権者たる国民が馬鹿だからだ 馬鹿製造マシン痴呆テレビを見続ける馬鹿国民よ、目覚めよ

2012.6.18(月) *本日の記事は、呆れた橋本維新の会の「闇の権力の犬(ポチ)」ぶり 縮み上がった金玉で政治改革なんかに手を出すな 貪欲なシロアリに目を瞑って縦割り無駄遣い天下りファミリーを放置して何が改革だ

《 時事ドットコムの記事より 》

『生活保護、受給期間を制限=「現物支給」に切り替えも-維新の会
  http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012061700215
 地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)が7月上旬に改定する次期衆院選向けの公約「船中八策」に、生活保護の受給期間を制限するとともに、現金給付からクーポン券などの「現物支給」に切り替える政策を盛り込む方向で検討していることが17日、分かった。大阪市内で同日開かれた維新の会の全体会議後、政調会長の浅田均大阪府議会議長が明らかにした。
 同会は3月に策定した船中八策の骨格で、理念の一つとして「自立する個人」を掲げている。受給者数が増え続ける中、不正受給事案が後を絶たない生活保護制度の見直しに当たっても、浅田氏は「(国民に)自立していただきたいという考えが基本にある」と説明した。 
 一方、約900人の塾生を選抜した「維新政治塾」をめぐっては、23日に市内で開く「入塾式」に、石原慎太郎東京都知事が講師として参加することが内定。7月には元総務相の竹中平蔵慶大教授らを招く予定だ。(2012/06/17-23:41)』

馬鹿その1:『理念の一つとして「自立する個人」を掲げている。』

 では、東北大震災・原発事故後の瓦礫処理や放射能汚染対応における不可解な施策つまり税金の使い方はどうなのだ。
 自立していない、税金に寄生している**業界などの圧力に屈した政府の出鱈目さを国民は知っている。
 どれだけの税金が無駄になったかも国民は知っている。

 シロアリは、税金に寄生する害虫であり、これを自立していないといわずして「自立」という語の使い道は無い。
 事実上、公的な監査を受けない、つまり、使い放題の裏の国家予算は、表の予算=一般会計の3~4倍だということも、国民はしっている。
 
 今の日本で、最も自立しなければならないのは、**業界や天下り・ファミリー一族だ。
 彼らが食い荒らしている国の金は膨大だ。

 もっとも、本気で彼らに立ち向かおうとすると、闇夜の晩に消される危険があるそうだが。
 石井**議員の暗殺はいまだ解決していない。

馬鹿その2:『受給者数が増え続ける中、不正受給事案が後を絶たない生活保護制度の見直しに当たっても』

 生活保護の受給者が増え続けている理由は二つ、

  ① 或る人たちにとっては美味しい話だからだ。
  この辺の話しはネット上にごろごろ転がっている。
  これは不正受給と一体の話し
  ② 不況とそれに対応する政府の無策が原因の失業
  近代国家たるもの、このような事態に到った時、「自立」を錦の御旗に押し立てるのは有り得ないことだ。
  失業者の多数は自立を求めて努力している。
  いろいろな事情でそれが出来ない場合がある。
  先進国はいずれも最低限度の人間らしい生活を保障するという憲法の理念を実行している。
  維新の会の「基本理念」は、日本の恥だ。
  向けるべき相手に矛先を向けず(怖いから)、断崖に立たされてしまった弱者の背中を非情にも突き飛ばして千尋の谷に突き落とそうとしている。

 不正受給は、何も生活保護に限ったことでないのは、これも国民がよく知っていることである。
 税金で賄われるあらゆる事業の関係者の中に、税金をくすねている者が居る。

 何故不正受給が後を絶たないのか?

 それは、日本の官僚制度の最大の欠陥から来ている。

 日本の官僚は、事実上、国会議員に成り代わって日本の政治を実際に取り仕切っている。
 これも国民がよく知っている事実だ。
 喧々諤々議論するだけで、実際の施策を細かく議論できない(施策を策定する能力も無い)国会は、実は、実際の政治をやっていない。

 そのため、官僚には無謬性という重い責任が課せられている。

 その結果、官僚を監視する仕組みがほとんどないし、あっても機能しない。
 官僚は国の政治の実際の執行者だからだ。
 間違いでした、と言うわけに行かないのだ。
 と、同時に、官僚はこの事情をうまく利用して自分たちの利権構造を築いてきた。

 また、日本はこういう特殊性から、政治がキチンとおこなわれているかどうかをチェックする仕組みを発達させていないし、そういう余計なお金(税金の使い道)をケチる。

 不正受給は、日本の政治のあらゆるところで起こっている。
 生活保護の不正受給はそのうちのホンの一つなのだ。
 生活保護を厳しくするなら、他の不正受給を全部厳しくせよ。
 天下り、**業界保護、ファミリーなどなどを徹底的に締め上げよ。
 日本国憲法は、天下り・**業界保護・ファミリー企業優遇なんてことは保障していないが、生活保護はちゃんと憲法に明示されている。

 この問題解決は、生活保護という命の最低保障をいじくることではない。

 日本の官僚機構、政治の実権のあり方、そして,政治が効果的に行われているかどうかを厳しくチェックする仕組みの構築にあるのだ。
 チェック機構の費用(人件費など)は、シロアリ退治をすればOK。

 維新の会の後ろで、間違いなく「闇の権力」が糸を引いている。

 最後に一言。

 生活保護は、特に日本のような前近代的な村社会では、受給しにくい制度なのだ。
 貧しいものはもっと貧しいものを見て自分を慰める。
 そういう悲しい根性が抜けきっていない。
 生活保護受給が悪いことのようなイメージを社会が持っている。
 国もお役所もこの風潮を悪用している。
 そういう村社会で、生活保護受給者ですよというレッテル(クーポン券)を毎日見せなければならないのは辛いことだ。
 受給者の子供は唯でさえ肩身が狭い思いをしているのに、またまた、学校でクーポン券イジメがはやるだろう。

 維新の会の阿呆め!!

 お前たちは、お金持ちに頭を下げて、お金持ちから税金を余計に取って来い。
 



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プラユキ・ナラテボー師 瞑想実践 (修行法の一つ)
 http://www.youtube.com/watch?v=gcBeC6Qdg9k


 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/



『お説教はもう良い、実践法を教えてくれ--第六章 賢者の章:85~89』




 85~89の賢者は、

  ① 彼岸(迷いの世界を超えた領域・境地=死魔の領域を超え出ている領域・境地)に達する者
  ② 釈尊教えを正しく理解し実践する者
  ③ 遠離の境地を真の楽しみとして目指す者
  ④ 悪行を慎み、善行を行い、あらゆる欲を離れ、無一物となる者
  ⑤ 完全なる涅槃に到達しようとする者
     *①~⑤は、同じ事柄を異なる比喩で表現したもの。①=②=③=④=⑤

 というふうに、①~⑤「を達成しようとして邁進している者」だとされている。

 両先生の翻訳から察するに、原文でも、賢者=阿羅漢ではないようである。

 85~89では、賢者と愚者の違いがはっきりしている。すなわち、

 賢者=彼岸に到る者、釈尊の教えを理解し実践する者、死魔の領域を超え出る者、もっぱら善行に専念し、無一物となっている者、遠離の境地を楽しむもの、完全な涅槃に達する者。

             VS

 愚者(世俗の人たち)=迷いの世界(此岸)をうろつき回る者、釈尊の教えを理解できず実践しない者、死魔の領域で怯える者、悪行や欲を断つことが出来ず、いろいろなものに執著している者、一人居(遠離)の楽しみを理解出来ず、涅槃とは縁の無い者。

 という構図であろう。


               ***
85. 人々は多いが、彼岸カナタノキシに達する人々は少い。他の(多くの)人々はこなたの岸の上でさまよっている。
86. 真理が正しく説かれたときに、真理にしたがう人々は、渡りがたい死の領域を超えて、彼岸に至るであろう。
87. 賢者は、悪いことがらを捨てて、善いことがらを行え。家から出て、家の無い生活に入り、楽しみ難いことではあるが、孤独ヒトリイのうちに、喜びを求めよ。
88. 賢者は欲楽をすてて、無一物となり、心の汚れを去って、おのれを浄めよ。
89. 覚りのよすがに心を正しくおさめ、執著なく貪りをすてるのを喜び、煩悩を滅ぼし尽くして輝く人は、現世において全く束縛から解きほごされている。(中村先生)
               ***
85. 彼ら、彼岸に至る人たち――彼らは、人間たちのなかでは僅かの者たち。しかして、〔まさに〕この、他の人々は、まさしく、〔此〕岸を走り回っている(迷いの世界を輪廻している)。
86. しかしながら、彼ら、まさに、正しく告げ知らされた法(教え)において、法(教え)に転じ行く者たち――彼ら、〔迷いなき〕人たちは、極めて超え難い、死魔の領域を〔超えて〕、彼岸に行くであろう。
87. 賢者は、黒の法(教え)を捨棄して、白〔の法〕を修めるもの。家から家なきに至りて、〔世俗の者には〕喜び難き所である、遠離〔の境地〕において――
88. そこにおいて、〔真の〕喜びを求めるもの。諸々の欲望〔の対象〕を捨棄して、無一物となり、賢者は、諸々の心の汚れ(煩悩)から、自己を遍く清めるもの。
89. 彼らの心が、〔七つの〕正覚の支分(七覚支)において、正しく、善く修められたなら――彼らが、執取の放棄〔という境地〕において、〔一切を〕執取せずして、喜びあるなら――彼らは、煩悩(漏)が滅尽した、光輝ある者たち、〔この〕世において、完全なる涅槃に到達した者たちである。(正田師)
               ***


 89の偈頌も、また、釈尊の教えを実践する道=修行法の要約として読むことが出来る。

 
 ここまで読んできた読者の内で、ダンマパダの偈頌に納得した者は、次なる段階へと進みたくなるであろう。

 すなわち、釈尊の教えを実践する具体的な方法を知りたくなるはずである。

 ここまでの偈頌には、釈尊の教えとはどういうものなのかが十分に示されているからある。

 では、ダンマパダにそういう具体的な修行法が記述されているであろうか?

 ダンマパダを編集した者(比丘)は、具体的な修行法まで収載する意図は無かったであろう。

 何故なら、ダンマパダを読むあるいは暗誦読誦するのが比丘だったとすれば、彼ら比丘の周りには最低でも数人は先輩の比丘が居たはずだからだ。

 つまり、生きた修行マニュアルが一緒に生活していてそこらを歩いていたはずなのだ。
 サンガは最低構成人数が決まっていたそうだからだ。
 パーリ三蔵の律(ヴィナヤ)の建前では、俗人が出家するためには、一応指導者となれるだけの修行実績のある和尚・阿闍梨と呼ばれる比丘に師事する必要があったそうである。
 これって、立派な生き字引・お手本であろう。
 また、同じ律の規定で、仏教の比丘であるなら、旅行中の比丘でない限り、たった一人でずうっと人里はなれた場所で修行をするということは有り得ないことだったようだ。
 かならず、いずれかの(現前)サンガに所属しているのである。
  *現前サンガと四方サンガについて
  http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&ved=0CF8QFjAC&url=http%3A%2F%2Fwww.sakya-muni.jp%2Fpdf%2Fbunsho08.pdf&ei=Y0jdT-b_DurKmQXrgfWsDA&usg=AFQjCNG-i00xtykgRQPqBj5cJximkQo4BQ&sig2=keOOcnegw7nwmEXPf48sJA

 実際に、修行中の新米比丘たちは、修行に躓いたり、壁にぶち当たったりすると、先輩比丘(長老)のところに相談に行ったようだ。

 先輩比丘は、自分の体験を踏まえて、適切な助言をしていたらしい。
 これは当たり前と言えば、当たり前の話しであろう。
 問題は、こういうサンガの状態がいつごろまでチャンと機能していたか、ということである。

 次第にサンガは、サンガ(修行集団)というより、僧院(研究施設)という日本語がぴったりな状態に変質してしまうからである。
 僧院の中には、荘園(「平清盛」に登場する悪名高い叡山のように)を保持し、金貸しまでやっていたそうである。
 あくどいことには、自分の手を汚すと(直接経営に手を出すと)「律」に違反し罰せられるので、代理人(世俗人)に管理の一切を任せていたというのだからしたたかである。

 今は、そういう僧院時代よりさらにずっと後世である。
 初期仏教時代のような理想的なサンガは無いだろう。
 しかし、瞑想修行に熱心な僧院が、日本やタイ・ミャンマーにあるそうだから、興味があれば調べてみると良い。

 その場合、出家するのかしないのか、はっきりと僧院側に伝えるべき。
 一般在家向けの瞑想センターも多いようだ。
 これは出家の必要無しだと思う(体験無し)。

 余計なお世話だが、くれぐれもカルト集団に首を突っ込まないように!!
 カルトは、出家・在家も曖昧かもしれないので要注意。

 ちなみに、タイ・ミャンマー・スリランカなどのテーラヴァーダ仏教では、出家は一定の決まりがあり簡単とはいかないかもしれないが、還俗つまり「もう、やーめた」というのは自由だそうである。
 「還俗します。ありがとうございました。」で良いらしい(体験はしていない)。
   *律については、佐々木閑さんの「出家とはなにか」があるので、
    まずこれを読むと良いかもしれない。

 だから、「止めたい」と申し出て、ぐずぐず言われたら、その集団はカルトだと考えて間違いない。
 もはや手遅れだが。

 あるいは、出家者向けではない、一般人向けの修行マニュアル(日本語のもある)がいくつも出版されたり、無料配布されているので根気欲探してみるのも良い。



ご紹介したいブログ:
『脳と心とブッダの悟り

インド輪軸思想、脳科学、コンピュータ、そしてマトリックスからの覚醒。』
 http://anapanasati2buddha.blogspot.jp/

 *このサイトの管理人さんは、上座部で修行をしてこられたそうです。



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上の画像の左方向がガンジス河の下流、手前がガート(火葬場)があるガンジス西岸。何故ベナレスが聖地となり、ガートが出来たのか今日分かった。聖なる山ヒマラヤを発したガンジスの流れが、ここベナレスのあたりで北上(北流)し、あたかも、ヒマラヤに戻るかのように見えるかららしい。これを天界に到ることと考えたのだ。



 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/




『たった一人で何を頼りに生きてゆくのか?--第六章 賢者の章:84』



 拙ブログ『余談:意識は幻想か+脳卒中体験+意識はなぜあるのか?→涅槃』で展開されている三つの仮説は、かなり信憑性があると思っている。

 すると、嫌な帰結が予想される。

 釈尊の解脱・涅槃も「幻想」の一つに過ぎない、というものである。

 多分、この予想はいずれ的中するだろう。

 なにしろ、あらゆる認識・感受の根拠は、生き物としての人間の生得的な機能に依存しているからである。

 ③のアンチ哲学研究家・Musaiさんは、人間は物質以外のナニモノでもないと割り切っておられる(と読んでいる)。

 だから、意識も精神も苦も楽も子供も家族も夢も何もかもが、人間が生得的に備えている肉体的(ということは物質的物理的)な機能の産物に過ぎないということになるだろう。

 つまり、幻想だということだ。
 
 84は、正にそういう視点で人間を見たら、こういう考え方が当然というような偈頌である。


               ***
84. 自分のためにも、他人のためにも、子を望んではならなぬ。財をも国をも望んではならぬ。邪なしかたによって自己の繁栄を願うてはならぬ。(道にかなった)行ないあり、明らかな知慧あり、真理にしたがっておれ。(中村先生)
               ***
84. 自己を因とせず、他者を因とせず、子を求めず、財を〔求め〕ず、国を〔求め〕ず、法(正義)ならざるものによって自己の繁栄を求めないなら、彼は、戒あり、知慧あり、法(正義)にかなう者として、〔世に〕存するであろう。(正田師)
               ***


 私とて、日本ブログ村のランキングに参加しているからには、少しでもランキングが上がること、すなわち、出来るだけたくさんの人に読んでもらい、出来れば認めてほしいという欲望がある(これも立派な三毒の発動結果)。

 だが、密かな願いは空しく、奇特などなたかの根気強いご支援で、時々INランク入りでき、他の方のお眼にとまる機会を頂いている。
 そのお方にはいつも感謝している。

 だが、昨日も思った。

 高位にランク入りして、たくさんの人に読んでもらえたとして、それが一体どうだというのだろうか?
 
 私のような無知蒙昧の輩にとっては、三毒の中毒以外の何物でもないだろう。

 昨日は、youtubeのビデオを検索で見つけては見ていた。
 
 一つは、瞑想のビデオ、次に、インドの宗教とか釈尊の遺跡というようなキーワード。

 インドの宗教に良いビデオが有った。

 URLを画像の下に掲載してある。

 その3/4にある、主人公の一人、サンニャーシー(出家した僧侶=すべてを捨てた人---仏教のではない)の修行者、アーナンド・スワループさんのお話し、

「この町では、生きること死ぬこと両方を目にすることが出来ます。見てください、正に今、誰かが荼毘にふされようとしています。この町は、人間が必ず死ぬということを教えてくれます。欲望を追い求めてばかり生きると死ぬ存在であることを忘れてしまいます。中には、わたしたちのことを世捨て人という人もいますが、わたしは欲望を捨てることで生と死との中間の道を進みたいと考えているのです。」

 スワループさんと、釈尊の考え方との違いは、死後の世界の実在をはっきり認めていることであろう。
 また、スワループさんは、インド古来の生き方、人生の四つの時期(学生期・家住期・林住期・遊行期)を認めているだろう。
 学生期・家住期(結婚して子孫を増やし家族や祖先のために働く時期)が日本人の生き方の中心である。

 「欲望を捨てることで生と死との中間の道を進みたい。」
 という考えは、釈尊と大差ないと思う。

 大きく違うのは、84の偈頌にあるように、子までも捨てる(結婚しない)という点であろう。

 子を持つ理由、

  自己のため
  他者のため

 という表現は興味深い。

 自己のためとは、家族を持つことの利益であろう。
 他者のためとは、親族と祖先の利益ということであろう。

 智慧とは、涅槃の(気づきの瞑想で得た)智慧であり、法とは、釈尊の教えであると読む。

 これはあまりにも厳しい考え方である。

 釈尊は84を実行したようである。
 実子のラーフラを出家させた。
 老父スッドーダナ王は嘆いたとされる。
 これで釈尊の直系は絶えた。

 ペットブームの日本では、到底受け入れがたい考え方であろう。
 一体何を頼りに生きて行けというのか、と猛抗議されるであろう。

 しかし、釈尊には自信が有った。
 それは、解脱の喜び、涅槃の境地の平安・安らぎであると想像する。

 だが、人間に過ぎない釈尊が得た涅槃を、果たして、生きがいと出来るのか?
 それで一生を生きて行けるのか?

 私はまだ確信を持てていない。

 仮に、釈尊の涅槃も幻想に過ぎないのであるなら、なにも、一生を涅槃の修行に費やすまでもない、という考えも成り立つからだ。

 釈尊の涅槃をどのように自分の人生に取り込むのか、それも重要であろう。
 

 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/




『どんな事態でも、動じない・平静である賢者--第六章 賢者の章:80~83』



 どこかで書いたような気がするが、愚者に対する賢者というのは、
  ① 釈尊の教えを正しく理解し、修行(自己・心の訓練)に励むもの
  ② その修行・訓練が一応完了して涅槃を体得した弟子たち(阿羅漢)
 のどちらかを意味すると思う。

 前回素通りしてしまったが、偈頌79には、はっきりと聖者と賢者という用語の使い分けをしている。
 ブッダラッキータ師は、聖者を、はっきりと「the Noble One (the Buddha)」と言って、「尊い人(ブッダ=釈尊)」と名指ししている。

 部派仏教時代になると、釈尊の悟りの境地には弟子たちは達することが難しいと考えられるようになったそうだから、この79の聖者・賢者という用語の使い分けは、そういう事情を反映しているのかもしれない。

                    *
 79   真理を喜ぶ人は、心きよらかに澄んで、安らかに臥す。聖者の説きたまうた真理を、賢者はつねに楽しむ。(中村先生)
 79.(79) 法(真理)の喜びある者は、清らかな信ある心で、安楽に臥す。聖者によって知らされた法(真理)において、賢者は、常に喜び楽しむ。(正田師)
 79. He who drinks deep the Dhamma lives happily with a tranquil mind. The wise man ever delights in the Dhamma made known by the Noble One (the Buddha).(Acharya Buddharakkhita)
 79. Drinking the Dhamma, refreshed by the Dhamma, one sleeps at ease with clear awareness & calm. In the Dhamma revealed by the noble ones, the wise person always delights.(Thanissaro Bhikkhu)
                    *

 そういう意味では、賢者の意味を①②どちらにとってもいいような気もする。

 偈頌80~83は、賢者を見分ける方法を比喩を使って説いているという風に読める。


               ***
80. 水道をつくる人は水をみちびき、矢をつくる人は矢を矯タめ、大工は木材を矯め、賢者は自己をととのえる。
81. 一つ岩の塊が風に揺るがないように、賢者は非難と賞讃とに動じない。
82. 深い湖が、澄んで、清らかであるように、賢者は真理を聞いて、こころ清らかである。
83. 高尚な人々は、どこにいても、執著することが無い。快楽を欲してしゃべることが無い。楽しいことに遭っても、苦しいことに遭っても、賢者は動ずる色がない。(中村先生)
               ***
80. まさに、治水者たちは、水を誘導し、矢作りたちは、矢を調整し、大工たちは、木を矯正し、賢者たちは、自己を調御する。
81. 一なる堅き巌“いわお”が、風に動かないように、このように、賢者たちは、諸々の非難や賞賛〔の声〕にたいし、〔心が〕動かない。
82. また、深い湖が、清らかで濁りがないように、このように、賢者たちは、諸々の法(教え)を聞いて、〔心が〕清まる。
83. 一切所において、まさに、正しい人たちは、〔欲を〕捨てる。正しくある者たちは、欲を欲するままに話さない。楽しいことに触れたとして、あるいは、しかして、苦しいことに〔触れたとして〕、賢者たちは、高下を見せない。(正田師)
               ***


 80では、水・矢・木材を目的どおりにするために、正しく整える(矯正する)。
 アップダウンのある場所を水が流れやすいように適切な傾斜のある水路を作る。
 真っ直ぐに飛ぶ矢を作るために、矢柄(棒の部分)の曲がりを真っ直ぐに整える。
 木材も同じようにする。
 水がスムーズに流れる水路、真っ直ぐ飛ぶ矢、重い屋根を支えられる真っ直ぐな柱(木材)などは、修行の目的(涅槃)の比喩だと読みたい。
 修行者は、自己を正しく訓練し(調御し・ととのえ)て涅槃を達成する。

 修行訓練が進んだ者、あるいは、それを完成した者つまり①②は、81~83のようになる。
 この人たちと一日24時間365日起居行動を共にすれば、まさに、81~83を実感できるということだろう。
 影も日向も裏も表も無い、それが81~83の境地にある①②の賢者であろう。
 釈尊在世当時に近いサンガの修行訓練場(祇園精舎のような所)は、24時間開放されていて、信者たちが自由に出入り出来たそうだ。
 隠し事など出来るはずがない。

 もはや、このような賢者は、貪瞋痴の操り人形状態にはならない。

 苦しみも無ければ怒りも欲望もない(ちょっと問題の或る表現だが)のだから、表情は常に穏やかであり、動作は優雅であろう。

 どんなことがあっても、この状態は崩れない(はず)である。
 それが涅槃であろう。

 そういう賢者は、私のような般若の面相になることがない。
 たとえたまにであっても、「糞っ」とか「馬鹿」とか「畜生」なんていう汚い言葉が頭を突っ走ったりしない。
 ましてそんな言葉が口をついて出たり、行動になったりすることは絶対に無い。
 常に気づきと智慧が働いているからだ。


 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/



『余談:意識は幻想か+脳卒中体験+意識はなぜあるのか?→涅槃』


 人の褌で相撲を取るような余談。
 ①②③を根気よく読んでいただけると「→涅槃」を何となく分かっていただけそうな気がしたので、この余談を作った次第。
 ちなみに、①②③の講義者は皆科学者。
 涅槃を説く釈尊もこれらの科学者と似ている。
 余談は以上。


①『意識は幻想か?―「私」の謎を解く受動意識仮説』- YouTube
  慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
   前野隆司教授の講義
 http://www.youtube.com/watch?v=Ox8gJEIe5Ac

②脳卒中体験
 脳の機能不全時の世界観、脳卒中、脳梗塞 1/2 ジル・ボルト・テイラー(Jill Bolte Taylor, Ph.D. 「奇跡の脳」の著者) *URLの上と下では翻訳が多少異なる
    http://www.youtube.com/watch?v=ldSoKfFYKqM
 脳の機能不全時の世界観、脳卒中、脳梗塞 2/2
   http://www.youtube.com/watch?v=Ww7OGvqpmBI
   http://www.youtube.com/watch?v=qd1hvCHnMX0

③意識はなぜあるのか?(「哲学の科学」より)
 http://musai.blog.ocn.ne.jp/kagakusuru/9/index.html


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官僚主導政治の実態 20120529 神保哲生【原子力 ムラの秘密会議】日隅一雄 森田朗
  http://www.youtube.com/watch?v=a6w2Gtue_6s&feature=relmfu
 先日お亡くなりになった日隅一雄さんのご冥福をお祈りします。




Another Universe放射能汚染国の異常な政府! 民主党の総理・野田君、あなた自民党に鞍替えしたの? シロアリ退治棚上・増税・社会保障縮小→自民党支持者満悦vs庶民どん底へ

2012.6.13(水) *本日の記事はびっくり仰天の次の記事 野田君、君の頭正気かい?

『社会保障法案、自民と共同提出を=野田首相が調整指示(時事通信)
   6月13日(水)13時1分配信

 野田佳彦首相は13日昼、国会内で開いた政府・民主三役会議で、自民党が受け入れを要求している社会保障制度改革基本法案について「民主党の考え方を盛り込んだ上で修正し、共同提出できるようにしてほしい」と指示した。』 

 シロアリ退治(税金の無駄遣いを徹底的になくすという民主党の公約=マニフェスト)を棚上げにして、官僚とよりを戻したい自民党の最低政策、社会保障制度改革基本法案を丸呑みしてでも、増税するつもりらしい。

 その自民案の基本方針は、

『二 基本理念

 社会保障制度改革は、次に掲げる事項を基本として実施。

1 社会保障の目的である国民の生活の安定等は、自らの生活を自ら又は家族相互の助け合いによって支える自助を基本とし、これを相互扶助と連帯の精神に基づき助け合う共助によって補完し、その上で自助や共助では対応できない困窮等の状況にある者に対しては公助によって生活を保障するという順序により図られるべきであり、社会保障制度改革に当たっては、税金や社会保険料を納付する者の立場に立って、負担を抑制しつつ必要な社会保障が行われる制度を構築。』(裏は取っていない)
 http://tamtam.livedoor.biz/archives/51875538.html#

 この基本方針おかしいでしょう。

 『生活の安定等は、自らの生活を自ら又は家族相互の助け合いによって支える自助を基本』

 こんなことはとっくの昔から、庶民はやってます。

 『税金や社会保険料を納付する者の立場に立って、負担を抑制しつつ』

 という常識的なことをやってないのは、自民党や官僚でしょう。

 平気でつまみ食いする、無駄遣いする(箱物利益共同体)。

 確かに国全体の収入は減っているのかもしれません。

 つまり、分配できる、いわゆる、「パイ」は小さくなっているのかもしれない。

 だったら、どうすべきなのか?

 それこそが自民党案にある、

 『これを相互扶助と連帯の精神に基づき助け合う共助によって補完し、その上で自助や共助では対応できない困窮等の状況にある者に対しては公助によって生活を保障する』

 という精神なのである。

 企業経営者たちも、自分たちの取り分を削って、労働者と苦しみを分かち合い、労働者は、さらに自分たちの取り分を少し削って失職者を救う。

 この精神が本当の民主主義。
 助け合う日本国民。

 ところが、政治家も官僚も、自分たちの取り分はあわよくば増やそうとするばかりで、現在握っている利権は死守しようとしている。
 これが縦割り、天下り、ファミリー企業の弊害。
 証拠は挙がっていますぞ。

 事実上の日本の政権保持者、官僚・企業連合は、何かと言えば、庶民の政治的経済的要求を押さえつけ、いかにも庶民の強欲が国を滅ぼすように怒鳴りまくるが、実際にこの国を動かしているのは君たちだろう。

 君たちの強欲(利権第一にするための縦割り硬直化)が日本を衰退させているのではないのか?

 民主党は、そういう輩をシロアリと呼び、退治しようとしたはずだった。

 税金を無駄遣いし、食い荒らしているのは政治家・官僚・企業経営者たちだ。

 税金に依存しているのは君たちだ。
 庶民ではない。
 なぜなら、庶民が利用している社会保障を君たちも利用してきたのだから。
 鱈腹、税金を腹に飲み込んでいたくせに、その上、社会保障まで利用してきたのだ。
 庶民は、税金を不当に横領したりしていない、そんこと出来るわけがない。
 庶民は、たとえ100円でも横領すれば逮捕され罰せられる。
 ところが、官僚・政治家・企業経営者のほとんどは、横領をしても尻尾をつかませないので逮捕されない。
 警察も裁判所もグルになって権力者をかばい合う。

 法律も、権力者・金持ちに甘く、庶民に厳しい。

 税金は何のために取っているのか?
 国民の利益の為だ。
 何で国民・庶民は、税金の恩恵を受けてはいけないのだ。
 馬鹿なことを言うな。

 民主党に国民はどんなに期待をかけたか。
 野田君には理解できないようだ。
 官僚の操り人形、企業経営者の操り人形に成り果てた野田君。
 地獄が君を待っているよ。
 君が自殺に追い込んだ庶民の幽鬼が地獄で君を待ってるよ。
 
 民主党はそれにしても酷いなぁ。
 最低だなぁ。

Another Universe放射能汚染国の国民はおバカ! 野田さんとっくに決めていたのに、今更、何を要求しようというのか? まさか、俺にもなんて!! そんなことないよね!? 

2012.6.13(水) *本日の記事は中日新聞のこの記事が気にかかるのだ。もっとずっと前から、どうして官邸前で座り込みしなかったの? 住民を説得してデモやらなかったの? 今頃そんなこというのは卑怯なり!! こういうのをいい子ぶるという。 これって、責任逃れなの?

『大飯再稼働「説明なし」に批判続出(中日新聞 CHUNICHI.Web)
2012年6月13日

 関西電力大飯原発(福井県おおい町)再稼働の安全基準などについて検討する県の専門部会は十二日、岐阜市で開いた第三回会合で、国から県への説明が不十分だとして、国が説明責任を果たすように強く求めるべきだと県に提言することを決めた。来週にも中間報告を古田肇知事に提出する。

 再稼働をめぐり、国は大阪府や京都府、滋賀県などの関西広域連合に閣僚を派遣して説明したのに対し、岐阜県への説明がないことに首長ら委員から不満や批判が相次いだ。

 福井県の風下にあり、大飯原発から県境まで五十八キロの揖斐川町の宗宮孝生町長は「年中、北西の風が吹き、私たちの地域は被害が一番心配されている。大飯原発から百キロも離れた大阪府に国が説明しているのに、私たちに話がないのはいかがなものか」と批判。

 大垣市の小川敏市長も「国は関西ばかりに目を向けているが、私たちは(電力の)受益はなく、被害だけ受ける。私たちの意向は特に強く受け止めてほしい」と賛同した。

 山沢弘実・名古屋大大学院教授は「岐阜も“地元”という観点で、声を大きくして言うことが必要」と指摘。座長の井口哲夫・名古屋大大学院教授も「安全性の観点からリスクは大きく、隣接県として意見を言ってしかるべきだ」と述べた。

 専門部会では、野田佳彦首相が大飯原発の安全性を確認したとすることへの疑問も噴出。安田孝志・愛知工科大学長は「プロセスが科学的ではない。事故が起きたときにどう責任をとるのかの説明もない」と述べた。

 これに対し、古田知事はこの日の定例会見で「全体の流れをにらみ、来週にも中間報告の提言を踏まえた上で、県として対応していきたい」と述べた。

 (山本真嗣)』

 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/




『真理に会い難し、賢者にも会い難し--第六章 賢者の章:76~79』



 偈頌、76・78は解釈に注意が必要である。

 釈尊在世中の初期サンガ(修行の集い)の先輩たちのような賢者であるなら、これらの偈頌は素直に納得出来、この説諭に従うことが出来る。

 釈尊の直弟子たちがどんな日常を送っていたかは、このダンマパダやスッタニパータで釈尊が説諭している言葉を読めば良い。

 直弟子たちはその通りに生きていたに違いない。

 しかし、日本の、あるいは、タイ・ミャンマー・スリランカなどのテーラヴァーダ仏教諸国の、現在の仏教宗派のような巨大な組織となって、所属する僧や比丘たちが権力まがいの階級構造(ヒエラルキー)で統率されている教団(寺院組織)の僧・比丘たちを、私は賢者とは考え難い。

 彼らの行徳が如何に立派に見えても、釈尊の教えから外れているからだ。

 上は国家・国王などの権力に迎合して利害関係を共有し(一種の利権構造)、下は在家信者を完全に囲い込み、輪廻や因果応報説を強調して信者を惑わし、国家・国王や教団の利益のために無知な民衆(信者)を利用するという実態は隠しようがない。

 巨大な教団組織や末端の寺院・檀家組織は、明らかに愚者の所業から生じたものである。

 巨大組織や寺院・檀家を維持管理するために彼らは毎日何をしているであろうか?

 第五章愚者の章を読み直してもらいたい。

 テーラヴァーダ仏教の関係者だろうか、「スッタニパータ」を信者から遠のけようとする洗脳プロパガンダがあるそうだ。

 何故そんなことをするのだろうか?

 理由は簡単である。

 「スッタニパータ」第四章アッタカ・ヴァッガ(八つの章句)と第五章パーラーヤナ・ヴァッガ(彼岸に到る道)の内容が、彼らカルト利権集団にとって都合が悪いのである。

 彼らカルト的部派仏教の説法師(学僧)の講義や説法を読んでから、アッタカ・ヴァッガとパーラーヤナ・ヴァッガを読んでみれば、私の言っていることが理解できるはずだ。

 アッタカ・ヴァッガとパーラーヤナ・ヴァッガは、ただひたすら解脱・涅槃への道を説いている。

 釈尊は、在家信者の囲い込みなど行わなかったと信じている(確証はない。涅槃と囲い込みは矛盾するからだ)。

 したがって、76・78の偈頌に従って行動する前に、必ず、79の偈頌を念頭においてお目当ての僧や比丘など、賢者と称される人たちと日夜起居行動を共にし、彼らの本性を見抜かなければならない。

 もちろん、愚者が賢者・愚者を見分けるのは容易ではない。
 賢者は見つからないかもしれない。
 それでも、くだらない賢者に盲従するよりましだろう。

 私の本性は自分からネタばれしてるから、寄って来る人は少ないので、実害がない。

 宮沢賢治(この人のことを知らない人はパスしてほしい)は、法華経の熱心な信者だったが、友人を介してよい指導者(田中智学)が居ると知り、接近しようとしたが、その前に、宮沢は日蓮上人の遺文抜粋を作成し、田中の著作(本)と突き合わせながら、田中の人柄を確認したとされている。

 一度納得した後の宮沢は、まさにカルト的行動に突っ走った。


               ***
76. (おのが)罪過ツミトガを指摘し過ちを告げてくれる聡明な人に会ったならば、その賢い人につき従え。──隠してある財宝のありかを告げてくれる人につき従うように。そのような人につき従うならば、善いことがあり、悪いことは無い。
77. (他人を)訓戒せよ。、教えさとせ。宜しくないことから(他人を)遠ざけよ。そうすれば、その人は善人に愛せられ、悪人から疎ウトまれる。
78. 悪い友と交わるな。卑しい人と交わるな。善い友と交われ。尊い人と交われ。
79. 真理を喜ぶ人は、心きよらかに澄んで、安らかに臥す。聖者の説きたまうた真理を、賢者はつねに楽しむ。(中村先生)
               ***
76.〔隠された〕諸々の財宝〔の在処“ありか”〕を伝授する者のように、〔わが身の〕罪過に見ある者(無自覚の罪過を指摘してくれる者)を、彼を、見るなら、そのような賢者と、〔過誤を「過誤である」と正しく〕批判して説く思慮ある者と、親しくするように。そのような者と親しくしている者には、より勝ることが有り、より悪しきことは〔有りえ〕ない。
77.〔他者を〕教え諭すように。〔真理を〕教え示すように。しかして、不当なことから〔自己を〕防護するように。まさに、彼は、正しくある者たちにとっては、愛しき者と成り、正しからざる者たちにとっては、愛しからざる者と成る。
78. 悪しき朋友たちとは、親しくしないように。最低の人たちとは、親しくしないように。善き朋友たちとは、親しくするように。最上の人たちとは、親しくするように。
79. 法(真理)の喜びある者は、清らかな信ある心で、安楽に臥す。聖者によって知らされた法(真理)において、賢者は、常に喜び楽しむ。(正田師)
               ***


 77は、もっと難しい。

 その難しさを、今現に私が体験しつつある。

 私は、自分が77なんて出来るほどに訓練出来ていないと自覚している。

 また、死ぬ覚悟も出来ていない、死ぬわけにもいかない。
   人を選んで注意するような卑怯な真似は出来ない。
   今時、他人に法を説くのは命がけである。
   卑劣だという非難に甘んじるほかない。

 まさに、ダンマパダ、第十二章、159の偈頌の言うとおりである。

                    *
159. 他人に教えるとおりに、自分でも行なえ──。自分をよくととのえた人こそ、他人をととのええるであろう。自己は実に制し難い。(中村先生)
                    *
159. 他者に教示するように、もし、そのとおり、自己に為すなら(自ら実践するなら)、〔自己が〕善く調御された者は、まさに、〔他者を〕調御するであろう。なぜなら、〔真に〕調御し難きものは、まさに、自己なのだから。(正田師)
                    *

 私はまだまだ自己を制御出来ていない。
 門前の小僧そのものである。
 
 前に書いたように、私に或るよこしまな目的(争論を仕掛ける)が生じなければダンマパダの読解などという余計なことは始めなかった。

 世の中、あまりにも世俗に迎合する仏教ブログが多すぎる。
 ダンマパダも曲解されている。
 釈尊の真意が捻じ曲げられている。

 ダンマパダは涅槃を説いているのだ。
 出家の道を説いているのだ。
 世俗の智慧などとは無関係なのだ。

 と、いうことを書きたいだけなのだ。


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『意識は幻想か?―「私」の謎を解く受動意識仮説』- YouTube
  慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
   前野隆司教授の講義
 http://www.youtube.com/watch?v=Ox8gJEIe5Ac

参考ビデオ:脳の機能不全時の世界観、脳卒中、脳梗塞 1/2 ジル・ボルト・テイラー(Jill Bolte Taylor, Ph.D. 「奇跡の脳」の著者) *URLの上と下では翻訳が多少異なる
   http://www.youtube.com/watch?v=_n0yhiroigU&feature=related
 脳の機能不全時の世界観、脳卒中、脳梗塞 2/2
   http://www.youtube.com/watch?v=Ww7OGvqpmBI
   http://www.youtube.com/watch?v=qd1hvCHnMX0



 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/



『やぁっぱり~俺わぁ~三毒の中毒患者かな--第五章 愚者の章:73~75』



 前野先生は、人造人間を作ろうとしているらしい。
 しかも、人間のように意識を持つ、あるいは、意思を持つ、感情を持つなどが可能かどうか研究しているらしい。

 ということは、DNA(or遺伝子)抜きで、意識や意思や感情を持たせられる可能性を仮定しているということになるだろう。

 前野先生が何故このような可能性を追求するようになったのかは、ビデオの講義を視聴してもらえば分かると思う。

 また、脳や神経の病理を研究することで、意識や感情、あるいは、意思などという精神に属することがらが、肉体と一体的なものであることがほぼ確認されていると認識している。

 神秘主義を信じたい人たちは、何が何でも精神世界というものが「有って」欲しいようだが、仮にそういう世界が実在するとしても、人間である私たちと精神世界とが関わりを持つためには、人間の側にそういう世界とかかわりを持てる能力がなければならない。

 何が言いたいのかというと、

 釈尊の悟りや解脱、涅槃というものが、人間の肉体的な能力とは無関係な、精神的な原理や法則によって可能だったとか、肉体(物質)以外の存在へと昇華したというような考え方を「古典的な仏教観」だと言いたいのである。

 釈尊が実在人物だったということはほぼ間違いないようだ。

 つまり、私たちと同じ肉体を持った人間だったということである。

 だから、乱暴な仮説だが、釈尊の悟りや解脱・涅槃は、肉体的な現象であったということになる。

  *ジジイになると耄碌してきて、同じことを繰り返すようになるので、「あヽ、そういうことか」と思ってご辛抱のほどを。

 本当の自己(実体論やアートマン論とは無関係)とは、無意識領域で主客分離のない状態のことであろう。

 釈尊が「体験(修行や訓練)」を重要視し、「哲学的な議論」を禁じたのも、ご自身の体験から、精神世界の実在の有無の探求や議論が、釈尊流の解脱・涅槃にとって意味がないだけでなく、有害であったからだろう。

 論理も筋道もない主張だが、私は、釈尊の悟りや解脱、涅槃というものは、科学の知識と非常に相性がいいと思っている。

 仮に、釈尊が、古代インドからタイムスリップして現代にやってきたならば、聡明な釈尊だからたちまち現代最先端の知識を吸収し、現代の私たちにも納得できる説法をしてくれると思う。
 現代人向けの縦横無尽な比喩を駆使して。


 偈頌、73~75を無理にこじつけて解釈すると、

 愚者とは、既存の価値観に頑固・頑迷にすがりついているために真理が見えない者のことであり、
 賢者とは、常識や伝統に捉われず、真理(涅槃=安らぎの意義)を直感できる者のことであるということになる。

 コンダンニャやサーリプッタは瞬時に釈尊の教えの真意を直感したではないか!!


               ***
73. 正しからざる者たちの〔中身のない〕修行を、〔愚者は〕求めるもの(形だけの打算的な修行を好んでする)。しかして、比丘たちのなかでは尊奉を――かつまた、諸々の居住のなかでは権力を――さらには、他者の家々では供養を。
74.「在家者たちと出家者たちは、両者ともに、まさしく、わたしの為したことを、思い考えよ。諸々の為すべきことや為すべきでないこと(諸々の社会的義務)については、何であれ、まさしく、わたしの支配するものとして存するように」――かくのごとく、愚者の妄想、欲求、そして、思量“おもいあがり”(慢)は、〔自ずと〕増え行く。
75. まさに、他なるものとして、利得に縁あるものがあり、他なるものとして、涅槃に至るものがある(両者は別個のものである)。このように、この〔道理〕を証知して、覚者(ブッダ)の弟子たる比丘は、〔他者の〕尊敬を喜ばず、遠離〔の境地〕を増進するように。(正田師)
               ***
73. 愚かな者は、実にそぐわぬ虚しい尊敬を得ようと願うであろう。修行僧らのあいだでは上位を得ようとし、僧房にあっては権勢を得ようとし、他人の家に行って供養を得ようと願うであろう。
74.「これは、わたしのしたことである。在家の人々も出家した修行者たちも、ともにこのことを知れよ。およそなすべきこととなすべからざることとについては、わたしの意に従え」──愚かな者はこのように思う。こうして欲求と高慢タカブリとがたかまる。
75. 一つは利得に達する道であり、他の一つは安らぎにいたる道である。ブッダの弟子である修行僧はこのことわりを知って、栄誉を喜ぶな。孤独の境地にはげめ。(中村先生)
               ***


 73・74で釈尊は、『私の教えを理解できず、真に価値のあるものを見抜くことが出来ず、お前たちは、人間に生まれたという、そして、出家できたという折角の機会を自分で台無しにしているのだよ』と、諭しているようだ。

 出家したからといって、三毒(貪・瞋・癡)はすぐに消滅するわけではない。

 75の利得の道というのは、正田師の訳から判断すると、73・74のような三毒の中毒になる道ということであろう。

 ダンマパダ編集者は、こつこつと、愚者の比喩を拾い集め、後輩たちに反省を迫り、75の結論へと導こうとしたのでありましょう。

 諸君、涅槃を目指そう、と。

 
 かく言う私めは、無知を恥じずにぬけぬけと浅はかなダンマパダ読解を頑迷に続ける愚者そのものなのであります。←やめなさい。見え見えのおぞましい魂胆が浅ましすぎる。
 

 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
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『心ここにあらざる瞑想のようなもの--第五章 愚者の章:70・72』




 偈頌70は、ダンマパダ第一章9・10と同じことを説いている。
 72は、どうしても理解できないのでパス。


               ***
70. 愚かな者は、たとい毎月(苦行者の風習にならって一月に一度だけ)茅草の端ハシにつけて(極く小量の)食物を摂るようなことをしても、(その功徳は)真理をわきまえた人々の十六分の一にも及ばない。
  註 茅草の端…針のように尖った草の葉の先端ですくうほんの僅かの量のたとえ。(中村先生)
               ***
70. 月ごとに〔断食苦行の真似をして〕草の先端で食を受ける愚者――彼は、法(真理)を究めた者たちの、十六分の一にも値しない。(正田師)
               ***


 釈尊に帰依した在家信者に対して、普段の生活では五戒を心がけるように指導したようだが、月二度、もっと厳しい八斎戒を行うように勧めたようだ。

 在家信者の五戒は、出家比丘の戒律(テーラヴァーダ仏教では227箇条)のように罰則を伴うものではなく、倫理に近いものだったらしい。

 しかし、八斎戒を行う日は、在家信者も普段の社会生活・家庭生活を離れて、比丘の生活を体験し、釈尊の教えを少しでも身につけようとしたもののようである。
  *参考サイト:真言宗泉涌寺派大本山法楽寺のホームページ
  「戒とは何か」>「八斎戒」
http://www.horakuji.hello-net.info/lecture/sila/astanga-sila.htm

 70は、この八斎戒と似たような感じがする。

 どこが違うのか?

 釈尊に深く帰依している信仰心のある信者は、普段から五戒を心がける生活をしていたはずだ。

 在家信者たちは、普段は日常生活で忙しく、釈尊や弟子たちの説法を聞く余裕もあまりない。

 せめて八斎戒を行う日は、普段より厳しい八つの戒を厳守し、比丘たちの修行に近づき、清い心で説法を聞き、善行を実践する心構えを立て直していたのだろう。

 在家信者でもこのように真剣な人たちがいる。

 まして、比丘であれば、真似事などは全く役に立たない、と諭しているのだと思う。


 真似事から抜け出せないでいる私には耳が痛いお諭しである。


 人事のようだが、現代の日本でも、五戒の意義を理解するならば、相当に厳しい倫理として実行できないことはないだろう。

 ただし、五戒を守ることが目標なのではなく、釈尊が説いた涅槃の意義を理解した上で、涅槃に向かって努力する心の訓練を取り入れた生き方が目標となるだろう。


 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
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『どうして苦果に苦しまねばならぬのか--第五章 愚者の章:66~69・71』




 すでに、ダンマパダ15~18、42で学んだ「行為」と「その結果」に関する訓戒である。
 
 66は、42のヴァリエーションであると読んでおく。

 67~69・71については、これもすでに、15~18の偈頌を読みながら学んだ。

 66~69・71の偈頌は、比丘にも在家信者にも一般聴衆(異教徒)にも向けられた説法の要約であり、釈尊の生き方の基本であろうと思う。

 これらの偈頌は、在家信者や一般聴衆にもストレートに伝わる分かり易い表現であろう。

 これらの偈頌を素直に受け入れ、日常生活(社会生活)を営むならば、在家信者や一般聴衆の日常生活(社会生活)はより穏やかなものになるだろうし、善業(福徳)を積み上げることともなる。

 しかし、比丘は、在家信者や一般聴衆のように、これらの偈頌を倫理的に読んで事足りるはずはなかったと思う。

 ダンマパダ1の、

『ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。』(中村先生)
『諸々の法(事象)は、意“こころ”を先行“さきゆき”とし、意を最勝〔の因〕とし、意をもとに作られる。』(正田師)

 という偈頌が根底にあれば、在家信者や一般聴衆のように、この訓戒を倫理的な心がけとして日常生活(社会生活)に生かせば良しとはいかなかったはずだ。
 
 
               ***
66. あさはかな愚人どもは、自己に対して仇敵カタキに対するようにふるまう。悪い行いをして、苦い果実コノミをむすぶ。
67. もしも或る行為をしたのちに、それを後悔して、顔に涙を流して泣きながら、その報ムクイいを受けるならば、その行為をしたことは善くない。
68. もしも或る行為をしたのちに、それを後悔しないで、嬉しく喜んで、その報いを受けるならば、その行為をしたことは善い。
69. 愚かな者は、悪いことを行っても、その報いの現われないあいだは、それを蜜のように思いなす。しかしその罪の報いの現れたときには、苦悩を受ける。
71. 悪事をしても、その業(カルマ)は、しぼり立ての牛乳のように、すぐに固まることはない。(徐々に固まって熟する。)その業は、灰に襲われた火のように、(徐々に)燃えて悩ましながら、愚者につきまとう。(中村先生)
               ***
66. 思慮浅き愚者たちは、自己という、まさしく、朋“とも”ならざるものと歩む――〔まさに〕その、辛き果と成る、悪しき行為(悪業)を為しながら。
67. それを為して苦しむなら、為したその行為(業)は、善きものではない――その〔行為〕の報いを、泣き叫びながら、涙顔で受けるなら。
68. それを為して苦しまないなら、しかして、為したその行為は、善きものである――その〔行為〕の報いを、意“こころ”楽しく、満足して受けるなら。
69. 〔自己の為した〕悪しき〔行為〕が煮られないかぎり(悪業の報いが現われないうちは)、愚者は、〔自己の為す悪しき行為を〕蜜のように思いなす。しかしながら、〔自己の為した〕悪しき〔行為〕が煮られるとき(悪業の報いが現われるとき)、しかして、苦を受ける〔ことになる〕。
71. まさに、〔愚者が〕為した悪しき行為は、〔搾りたての〕乳のように、今日のうちには固まらない。灰に覆われた火のように、〔徐々に〕燃えながら、愚者に従い行く。(正田師)
               ***


 釈尊の説法を読む(学ぶ)場合、八万四千とも言われるパーリ経典収載の全部を読む必要はないと思っている。

 前回の「匙と舌」の比喩ではないが、ホンのちょっと読んだだけで釈尊の教えを了解でき、訓練して阿羅漢になる者もいるはずだ。

 釈尊の教えを学ぶ目的は、釈尊が説いた解脱・涅槃とは何かを理解でき、実践法を理解でき、実際に少しでも涅槃に近づくことである。
 釈尊の涅槃とは何かということは、今は誰にも正確に説明できないだろう。
 だから、私たちは、涅槃を達成することよりも、より正しく釈尊の教えを理解し、涅槃に向かって生きて行くことが重要だ思う。

  
 66は、自己や心というものは、正しく訓練しないと善いことも悪いことも何でもやりかねないということを言っている。
 
 どうしてか?
  
 自己や心は、無明(無知)、欲、怒りというような人の深部から湧き出る衝動に突き動かされやすいからである。
 
 ところが普通の人は、そのカラクリを知らないから、貪瞋痴の衝動で行動し苦果を得て苦しむ。
 これを釈尊が無知・無明と呼んだ。

 67・68は深く読もうとするとひっかるモノがあるが、以前に読んだように、善悪の基準を示したものと考えておく。

 69は、善行・悪行の報い(結果)はすぐに自分に跳ね返ってくるとは限らないということ。
 67・68の補足説明のような偈頌である。
 要するに、業を見くびるな、悪行を慎めということだろう。
 
 71は、番号を飛ばしてしまったが、67・68と同じことを言っているようなので一緒にした。

 69・71は、輪廻・因果応報のことを言っているのかもしれないが、輪廻にはあまり深入りしないことにする。
 

 私の経典読解の心構えは、常に、経典の文言を解脱・涅槃と結びつけて読むことである。

 66~71で読み取りたいことは、一々の行為の結果に対する一喜一憂ではなく、行為は常に心に生じた思いから起こるということを心に留めておくことであろう。

 楽果も苦果も元は心に起源がある。
 修行者の心構えであろう。

 釈尊は在家生活を勧めたのではなく、出家生活を勧めたのである。
 
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2012.6.11(月) *本日の記事は原発再稼動、消費税増税のこと

1.『税制も修正協議開始=低所得者対策が焦点-民自公(時事ドット.コム)

 消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の修正協議をめぐり、民主、自民、公明3党の実務者は11日午前、衆院議員会館で税制に関する分科会の初会合を開いた。2段階で税率を10%まで引き上げることで民主、自民両党は一致。公明党も容認するとみられ、低所得者対策が焦点になりそうだ。
 野田佳彦首相は同日午前の衆院一体改革特別委員会で「会期末の21日をにらみながら(野党との)合意、採決を目指し、最大限の努力をする」と強調した。自民党の金子一義氏への答弁。(2012/06/11-11:10)』

 いよいよ民主党が「官僚のための増税」をやるようだ。官僚と一体になっている自・公にとっては好都合、民主と野合中だ。

 膨大な税金の無駄遣い(有効活用していないという意味)をしている縦割り官僚組織と天下り先のために、またまた、血税を献上しようとしているのだ。

 知ってか知らずか、国民の大半は傍観者を決め込む。
 ほっかむりの政治家官僚御用学者と傍観者の国民、日本は世界の笑いもの。

 皆で生活保護を申請しようぜ。
 汗水たらして働くのが馬鹿馬鹿しいや。

2.事実上何の対策もしていないまま大飯原発再稼動。

 誰のための再稼動なんでしょうね。

 首相曰く、「福島の教訓を十分踏まえて安全を確認済みです」
 これって、福島事故までの安全神話と何も変わっていませんね。

 4号機といい、大飯といい、まあ何とも呑気な政府官僚国民ですなぁ。
 原発の事故再発なんて、まぁ、起きたら起きたでしゃぁねぇや。
 金が有る奴ぁ、安全地帯に逃げればいいし、金が無ぇ奴ぁおっ死ねば良いやね。

 なんせ日本って国の本当の権力者は××なんだから、どうしようもねぇやね。
 民意なんて全く屁のツッカエ棒にもならねぇんだからさ。

 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/



『あゝ、俺は匙のまま果てるのか?--第五章 愚者の章:64・65』




 頂いてきたリサイクル本の中に「列伝・人物と門流」(渡辺三男著)というのがある。
 つい先日また手にとって読み始めたら面白くなって深夜まで読み続けてしまい、また夜更かしをしてしまった。

 その中に次のような文章があった。

『北宋時代に宋国へ求法渡航した日本僧で、史籍に名の見える僧は、二十人を越えているが、その中にあって、特にその高い行解の故に、宋朝から格別の優遇を受け、時の皇帝から、大師号を贈与された僧が三人あった。』

 「行解」を検索してみると、禅宗の用語解説に「修行と学解のこと」とあり、goo辞書には、解行の語義として、「仏教の教理の理解と実践的な修行」とある。

 初めて眼にした用語だったが、恐らくこんな意味なのだろうと思いながら読んでいたが、改めて今日確認できた。

 この行解をパーリ経典風の用語に置き換えると「四諦」とでも言えばいいのだろうか。

 64・65の偈頌は、行解のことだろうと思う。


               ***
64. 愚かな者は生涯賢者につかえても、真理を知ることが無い。匙サジが汁の味を知ることができないように。
65. 聡明な人は瞬時マタタキのあいだ賢者に仕えても、ただちに真理を知る。──舌が汁の味をただちに知るように。(中村先生)
               ***
64. もし、愚者が、たとえ生あるかぎり、賢者に奉侍するとして、彼は、法(真理)を識知しない――匙“さじ”が、汁の味を〔識知しない〕ように。
65. もし、識者が、寸時でさえも、賢者に奉侍するなら、すみやかに、法(真理)を識知する――舌が、汁の味を〔識知する〕ように。(正田師)
               ***

 
 「匙」と「舌」の比喩は卓抜である。

 ところで、釈尊の教えに関しては、「知る」とか「識知」という用語は多義なので、

 ① 釈尊の教えを正しく理解している(正見)
 ② 如実知見つまり悟りの智慧を体得している(解脱・涅槃)

 のどちらの意味に解釈するかは、文脈によるほかないだろう。

 第五章の偈頌は、どちらかと言うと、『修行完成者(阿羅漢)と凡夫』の対比というより、『釈尊の教えを正しく理解して修行に励む者と凡夫』という比喩によって、釈尊の教えを正しく理解し、修行に励むように諭している感じなので、64・65の「知る(識知)」の意味は、①と読む。

 宋の皇帝から大師号をもらった三人の留学僧は、いずれも卓抜した能力の持ち主で、また、意思堅固であり、学識人物ともに群を抜いており、当時の先進国であった中国人をも納得させえたのであろう。

 ただし、この三人の学僧が果たして、釈尊の真意を理解し如実知見の智慧を体得したかどうかは不明。

 64・65の場合も、「愚者」が何に関して「無知」だったのか、ということが肝心であろう。

 64・65の「愚者」の対極にある「賢者」とは、以下のような弟子たちであろう。

 鹿野苑での初転法輪で釈尊が中道・四諦を説くのを聞いていた五比丘の一人・コンダンニャに、

「およそ生じる性質のものは、すべて滅する性質のものである」

 という正しい理解が生じたように。

 また、すがすがしい様子で托鉢をしている五比丘の一人・アッサジが、

「もろもろの事象は原因より生ずる。健勝なるお方(釈尊)はそれらの原因を説きたもう。もろもろの事象の滅についても大沙門(釈尊)は同様に説きたもう」

 と暗誦するのを聞いたサーリプッタ(舎利弗)が瞬時に釈尊の教えを了解しように。
    (*追記:読み直してみると、64・65の「賢者」は、阿羅漢と読んだ方が良さそう。)

 と、まあ、大概の解説書はここで一節を終了させる。

 読者は、「え、何で「愚者」は、気づけないの? それも教えてよ」と言いたくなるだろう。

 大概の解説書に倣って、「それはご自分で考えなさい、このダンマパダはそのことに関しても繰り返し説いているのだよ」、と逃げておきましょう。


 自分は63の愚者でないと思っているうちは、64のままであろう。

 釈尊の四諦(第四が八正道)を理解したつもりになっていても一向に訓練が進展しないままであろう。

 ま、これは自分のことなんですがね。

 

 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/



『俺は63の愚者じゃぁねえって、そんなこたぁねぇだろう!--第五章 愚者の章:63』




 悟っていない私がこの偈頌の読解をすると、私は、自動的に自分が63の愚者に該当していることを、告白することになってしまう。
 
 じつに面白い。


               ***
63. もしも愚者がみずから愚であると考えれば、すなわち賢者である。愚者でありながら、しかもみずから賢者だと思う者こそ、「愚者」だと言われる。(中村先生)
               ***
63. [自己の]愚かさを思い考える、その愚者は――彼は、それによって、まさしく、賢者でさえある。しかしながら、〔自らを〕賢者と思量する愚者――まさに、彼は、「愚者」と呼ばれる。(正田師)
               ***


 中村先生の訳を素直に読んでしまうと、愚者が賢者になってしまうが、正田師の訳やThanissaro師の訳(註*1)とあわせて読むと勘違いを避けられる。

 しかしやはり、愚者=賢者ではない。

「自分は、いまだ、無知・無明のままだ」と自覚している愚者は、同じ愚者でも、自覚のない愚者に比べると一歩賢者に近づいている。

 凡夫の自分が、釈尊が説いている無知・無明の身であることを正しく知ることから修行が始まるのであろう。

 凡夫が気づくべき「愚かさ」とは何か、それを考えなければならないのだと思う。

 ところで、自分を賢者だと確信している愚者は、何を根拠に「自分は賢者だ」と思っているのだろうか?

 そんなこたぁ自分の胸に聞けばよかろうってことになるなぁ。

 *1
A fool with a sense of his foolishness
is - at least to that extent - wise.
But a fool who thinks himself wise
really deserves to be called a fool.


 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/




『スルメのような味わいのある偈頌--第五章 愚者の章:62』




 つい最近芯止め・枝おろしが済んだメタセコイヤの天辺にカラスが降りた。
 時々尾羽を上下させているので、バランスを取っているのだろう。
 嘴の細い日本烏だ。
 嘴を開けている。
 今日は暑くなるのだろうか?
 全身黒ずくめのカラスたちには、夏は過ごし難いのかな。


 ただ単に私が感じるだけなのかもしれないが、62は、スルメのような偈頌である。

 一見、分かりやすい比喩のようだが、イザこの偈頌の読みを文章にしようとすると、手が止まってしまう。

 ダンマパダ、スッタニパータを検索しながら、よく噛んで味わってみた。

 この偈頌のスルメは、「悩む(打ちのめされる)」と「自己」である。

 
               ***
62. 「わたしには子がある。わたしには財がある」と思って愚かな者は悩む。しかしすでに自己が自分のものではない。ましてどうして子が自分のものであろうか。どうして財が自分のものであろうか。(中村先生)
               ***
62. 「わたしには、子たちが存在する。わたしには、財が存在する」と、愚者は〔所有の思いに〕打ちのめされる。まさに、自己は、自己のものとして存在しない(思いのままにならない存在である)。どうして、子たちが〔自己のものとして存在するであろう〕。どうして、財が〔自己のものとして存在するであろう〕。(正田師)
               ***


 子(宝)があって、財(産)があるのに何を悩むのだろうか?
 自己が自分のモノでないなら、俺は誰のモノなんだ?
 子は自分の物ではないかもしれないが、財は俺の物に間違いない。
 汗水たらして稼いだ財だ。
 高い税金もチャンと払った。
 この財は誰が何と言おうと俺の物だ。
 財がなければ生活が成り立たないではないか?

 これが正直な私の本音である。

 子についても、俺の物だとは思わないが、老いて耄碌した時、手術をする時、死んだ時、一番頼りになるのは子(家族・兄弟)だというのが本音だ。

 訳知り顔して、ここまでダンマパダの自己流解釈を書き綴ってきたが、私の現状は、いまだこの程度なのだ。

 スルメは素麺を啜るように、茶漬けをかき込むように喉に通すことは出来ない。
 噛み噛み噛み噛み噛み噛み噛み噛み.......ついに噛むものが無くなるまで噛んで、ゴクンとやるものだ。

 まず、「悩む(打ちのめされる)」を考えよう。
 スッタニパータ168・169から引用させてもらう。

                    *
168. 雪山に住む者という神霊がいった、「何があるとき世界は生起するのですか? 何に対して親しみ愛するのですか? 世間の人々は何ものに執著しており、世間の人々は何ものに悩まされているのですか?」
169. 師は答えた、「雪山に住むものよ。六つのものがあるとき世界が生起し、六つのものに対して親しみ愛し、世界は六つのものに執著しており、世界は六つのものに悩まされている。」(中村先生)
  註 六つのもの…眼、耳、鼻、舌、身、意。 *avaro---169の「世界」は「世間」のことか?
                    *
168. かくのごとく、ヘーマヴァタ夜叉が〔尋ねた〕「何にたいし、世〔界〕は生起したのですか。何にたいし、〔人は〕親愛〔の情〕(愛着の思い)を為すのですか。何を、世〔の人々〕は執取して、何について、世〔の人々〕は打ちのめされるのですか」〔と〕。(18)
169. かくのごとく、世尊は〔答えた〕「ヘーマヴァタよ、六つのもの(色・声・香・味・触・法)にたいし、世〔界〕は生起しました。六つのものにたいし、〔人は〕親愛〔の情〕(愛着の思い)を為します。まさしく、六つのものを、〔世の人々は〕執取して、六つのものについて、世〔の人々〕は打ちのめされます」〔と〕。(正田師)
                    *
 
 ダンマパダは、釈尊の説法の抜粋なのだから、予想はしていたであろうが、その予想通りである。

 スッタニパータの詩句にある、「六つのもの(色~法)」を「子」「財」に置き換えれば、62の偈頌の「悩む(打ちのめされる)」という用語の意味が納得できる。

 いろいろ注釈・解説を読んでみると、釈尊は、私たちが認識するものは、五蘊が全てだと言ったようだ。
 五蘊は、十八界(眼~識・色~法・眼識~意識)と同義語と解釈する。
  *釈尊は実体・本体論を云々しなかった。眼も色も眼識も、釈尊の認識の範囲内の事柄だと私は理解している。「認識というもの」を徹底的に考察し、そのカラクリを洞察したという理解なのだ。

 したがって、子も財も、所詮、六つのものの一つに過ぎないと推測でき、「子」「財」への欲望(親愛・愛着・依存)によって、執着が起こり、溺愛したり、期待したり、病や盗難を恐れ、心休まることがなくなるという釈尊の持論に落ち着く。

 「悩む(打ちのめされる)」とは、そういうことなのかなと納得する。

 「自己」がナニモノなのかは、「自己」が何かをやってしまってから分かる。
 また、「自己」は、「意識」されて始めて分かる。
 「意識」は「心」の中に生じる。
 「自己」の行為は、「心」から始まる。
 「自己」≒「意識」≒「心」と置き換えれば、すでに「心」というものが、正田師の訳にあるように、『思いのままにならない存在である』ということを学んできた。
 
 そこで、「自己」について考えるには、

『しかしすでに自己が自分のものではない(まさに、自己は、自己のものとして存在しない)』

 という文を読んで、「じゃあ、俺は誰なんだ?」と問うのは筋違いであり、まず「自己」をよく観察する必要がある。

 ダンマパダには、ずうっと後の方にある第十二章「自己」において「自己」をどのように見ればよいのか示している。

 日本では、「自己」というと、すぐに「無我」と来るが、私は、そんな単純なものじゃないと思っている。

 永遠不滅の実体としての「自己」を求めようとしても、そんなものそれこそ永遠に見つからないかもしれない。

 釈尊は、ただ永遠不滅の実体としての「自己」という表現をしなかっただけで、そういうものが有るか無いかについては明言を避けた。

 無我か有我かなんてことは、涅槃にとっては無意味な質問だということなのだ。

 そんなことを詮索する暇があったら、自分の「心」を、「自己」を観察しなければならないのである。

 愚者の心は、無明から発した欲と怒りでグチャグチャになっているので、なかなか自分を冷静に観察するなんてことが出来ない。
 そもそもグチャグチャになっていることすら自覚していない。
 悪魔の操り人形状態なのだ。

 釈尊は、常に、「心」を訓練せよ、「自己」を訓練せよ、と述べている。

 観察が進むと、グチャグチャになっている自分の「心」≒「自己」が見えてくるはずだ。

 このように「自己」を訓練せよと釈尊は説いている。
 見るのは「自己」のはずだが、「自己」はすぐに「俺」になってしまうので、「俺が」とか「誰が」とか余計なことを考えずに、ひたすら、「心」「自己」を見続ければいいのだと思う。

 ある時、「自己」が「自分のモノ」でなくなったと知った時、ダンマパダ62の意味が分かるのであろう。

 執著はなくなり、涅槃のすぐ近くにいるのであろう。

 もう彼は、「俺が」とか「俺の」とか「俺は」とかいう思いが生じなくなっている「筈だ」。

 もちろん、「子」「財」に「悩む(打ちのめされる)」ことがどんなことかも知っている。
 当然のことだが、すでに、「子」も「財」も捨てているだろうが。

 

 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/




『何が出来るから賢者なのか?--第五章 愚者の章:61』



 「徳」の語義・意味内容と同じことで、パーリ経典の用語は古代インドでは聞いてすぐ理解できるものだったのだろうが、現代日本は全く言語環境・思想風土が異なるので、古代インドの言語の釈尊的な用法→現代日本の言語という翻訳・変換が必要になる。

 この章の「愚者(愚かな者)」という用語も、キチンと意味内容を定義する(パーリ語の釈尊の語法→翻訳変換→同じ意味内容の語義の日本語)しつつ読むべきであろう。

 自分に都合の良いように読んだのでは、釈尊の真意は読み取れないと思う。

 幸いに、お二人の碩学による翻訳によって最も適切な日本語に変換されているのであるが、アホな私はさらに石橋を叩いて渡るようにしている。
 *パーリ語経典の翻訳をして下さった研究者の皆さんに常に深い敬意を捧げています。皆さんの稀有の才能と大変なご努力の積み重ねが訳語・訳文の背後に隠れていることを忘れていません。
 
 石橋を叩いて渡るとはどういうことか?

 翻訳は、最もふさわしい日本語に変換されているはずである。
 だが、単語→単語なのである。
 翻訳されたお二人の頭の中には、両方の単語の膨大な意味内容が存在している。
 しかし、印刷されたのは単語だけであるから、本来は細かな注釈が必要であろう。
 中村先生も正田師も翻訳された経典の幾つかについて細かな注釈書を本にされている。

 ただし、ダンマパダに関しては手元に中村先生の文庫本の註以外に、詳しい注釈解説をした本がないので、私のアホ流儀で私なりの注釈をするというアホ行為をしている、ということである。


               ***
61. 旅に出て、もしも自分よりもすぐれた者か、または自分にひとしい者に出会わなかったら、むしろきっぱりと独りで行け。愚かな者を道伴れにしてはならぬ。(中村先生)
               ***
61. [道を]歩んでいる者が、もし、自己と同等か、より勝“まさ”る者に到達しないなら、独り歩むこと(独行)を、断固として為すように。愚者のうちに、道友たること(真の友情)は存在しない。(正田師)
               ***


 普通は、愚者つまりおバカさんは要するにおバカさんなんだと思うであろう。
 定義なんかする必要が無いと。

 だが、私は思う。

 ダンマパダは釈尊の説法集のようなものなのだから、当然、釈尊の教えを正しく理解できていない者が、ダンマパダの記述にある「愚者」で、釈尊の教えを正しく理解できている者がこの経典の記述にある「賢者」なはずである。

 何を言いたいのか?

 例えば現在の国際政治をうまく処理できる(国際政治分野の)賢者というのは、釈尊の教えを最も正しく理解した者であろうか?

 ある人たちは仏教による世界平和の実現なんて主張している。

 ブー!! ハズレ。

 主要国の禿げ鷹のような国際政治担当者(大統領・首相・外務大臣やそのブレーン・利権仲間など)は、釈尊の教えなんか眼中にないん。

 外交の裏表あらゆる権謀術策に通じており、また、それを実行できる人物でなければならない。

 現体制(五大国による寡頭支配体制)を維持するためには、アフガン人やイラク人、シリア人、イラン人をどんなに殺戮しようとも動じないような冷血漢こそが国際政治の賢者なのだ。

 そんなのは賢者ではない、といくら主張しても、犬の遠吠えに過ぎない。
 それどころか、私たちは現体制が維持されているから何とか平和に生きていられるのである。
 石油は何とか輸入できている。
 食料も輸入できている。
 これらを実現している上記のような人たちが賢者でないとは言えない。

 現実に眼をつぶって理想だけを唱えるだけで、何も実現できないのは賢者だと言えるのか?
 世界平和の実現を主張する時の、平和というのは、多義的なのだ。
 それを知らないで平和と言えば、平和しかないと思うのは単純なおバカか腹に一物ある別な賢者ということだ。
 
 賢者というのは、智慧がある者であろう。

 問題は、同じ智慧という用語に多義性があることだ。

 釈尊の智慧は、残念ながら、政治や経済には関わりがない。

 釈尊は、三毒(貪瞋痴)を消し去る智慧を開発された。 *訂正しました。三悪→三毒
 
 しかし、政治や経済は、この貪瞋痴のぶつかり合いなのだ。
 いかにして己の貪瞋痴を満足させるかの知恵比べなのである。
 彼らは、貪瞋痴のない人生なんて人生じゃないと思っている。
 
 61の旅は、実際の遊行の旅を意味すると共に、修行の道程をも意味しているであろう。

 だから、道友(道伴れ)とは、釈尊の教えを学び修行訓練する仲間である。

 八正道を実践する者である。

 優れているとか、同等というのは、この八正道に関してのことである。

 当然、61の愚者(愚か者)は、釈尊の教えを正しく知らず、学んでいず、実践しようとしていない、いい加減な奴ということになる。
 だが、この愚者は、世俗社会では賢者だったのかもしれない。

 優れたもの、同等のものが目指している目標は、世界平和でも金儲けでも家庭円満でもない。

 解脱・涅槃唯一つである。

 独行は、苦行の一つであるという解釈を最近読んだ。
 そうかもしれない。


2012.6.2(土) *本日の記事はこれ。

 本当に自民党よりも出鱈目な民主党。
 なんでもありの出鱈目さ。
 怖い国なんだなぁ、日本って。

『4日にも小規模な内閣改造 首相、自民と協調へ(共同通信) 


 野田佳彦首相

 野田佳彦首相は2日、内閣改造を4日にも断行する方向で最終調整に入った。自民党の要求に応じ参院で問責決議を受けた田中直紀防衛相、前田武志国土交通相を交代させる。民主党内には鹿野道彦農相、小川敏夫法相の交代論も出ているが、小規模にとどめる見通しだ。首相は3日に小沢一郎民主党元代表と再会談し、消費税増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案を21日までの今国会会期内に衆院採決すると表明する。

 政治生命を懸ける一体改革法案の今国会成立のため、首相は増税に反対する小沢氏と決裂しても自民党との協調が不可欠と判断した。』
       2012/06/02 20:29 【共同通信】


★★★今日の風向き(放射能雲=プリュームは何処へ行く)★★★
◎地震速報
◎ヤフー全国版(リアルタイム)放射情報(現在、50地点) *測定間隔 5分毎
◎つくば(KEK)の放射線線量
  http://rcwww.kek.jp/norm/   
◎測ってガイガー!
  http://hakatte.jp/response/
◎原発がある双葉町の天気予報
  http://tenki.jp/forecast/point-422.html
①子どもを守ろうSAVE CHILD サイト(拡散シミュレーション動画)文科省SPEEDIシミュレーションあり
  http://savechild.net/sample-page/yosoku
②TBS風の予想(全国)
  http://www.tbs.co.jp/weather/forecast/rainwind/wind/
③福島第一原発周辺の風向きマップ(Google Mapsタイリング版)
  http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/
④Intellicast--WINDSFORECAST in Japan
  http://www.intellicast.com/Global/Wind/Forecast.aspx?region=chjap
⑤ツイッターtwitter--福島第一原発周辺の風向き情報
  http://twitter.com/wind_f1
⑥原発情報
  http://twitter.com/genpatsu_info
⑦ふくいちライブカメラ映像アーカイブ
  http://www.youtube.com/user/fuku1live
 
★★★本日の記事:



《《 放射能被ばくを拡大する政治を正常にしよう 》》

A.日本の歪んだ政治を直視しよう!! みんなの鋭い目・耳

① 村議 ちかちゃん(福島県双葉郡川内村村議会議員,一期最終年)
  http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/folder/544.html
② 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記
  http://ameblo.jp/4493/entry-11069632951.html
③ ぼちぼちいこか。。。
  http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/
④ 南相馬市 大山こういちのブログ
⑤ もうすぐ北風が強くなる
⑥ 岡山博(仙台赤十字病院呼吸器内科)
  http://hirookay.blog.fc2.com/
⑦ 孫崎 享 @magosaki_ukeru
⑧ 星の金貨 再出発はどこから? : 東日本大震災
  http://kobajun.chips.jp/
   ほんとうの「今」を知りたくて、アメリカCNN、NBC、ABC、
   CBS、英国BBC、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本
   選んで翻訳・掲載しています。
⑨ 東海アマブログ
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-44.html 
⑩ 原発無人列島
  http://nuclearpower.anotherwind.jp/
⑪ あまりに酷くて驚愕のアメリカ合衆国の医療実態
  http://twitter.com/#!/search/%23米国医療
◎ツイッターtwitter--東海アマ(原発情報全般)
  

3. 毎日チェックしたい原発関係ブログ

 ① 小出裕章(京大助教)非公式まとめ --京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報--
    http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/16/tv-asahi-jun16/
 ② 原子力資料情報室(CNIC)
    http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=216
 ③ Peace Phylosophy Centre
 ④ WINEPブログ
    http://moribin.blog114.fc2.com/blog-date-201106.html
 ⑤ 暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~
    http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/7ce1a90ac6b70ea0a000e4c2a499fd5f
 ⑥ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素12 > 原発 劣化ウラン フッ素22
   
    http://www.asyura2.com/12/genpatu22/index.html
 ⑦ EX-SKF-JP がんばれ日本!負けるな日本! 政府をあてにするな
    http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post.html
 ⑧ き 坊 の 棲 み か・・・き坊の近況
 ⑨ 福島・第一原子力発電所事故と放射線による被害・・・原発と放射能について考える…
    http://blogs.yahoo.co.jp/albellt919/folder/419667.html
 ⑩ 勝川俊雄 公式サイト・・・長いものには、巻かれません
    http://katukawa.com/
 ⑪ 本当の放射線量|放射能・ホットスポット(地図、関東、東京都)
 ⑫ 机の上の空 大沼安史の個人新聞
    http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/08/i-7608.html
 ⑬ Fukushima Diary(英文・日本文混在)
    http://fukushima-diary.com/
 ⑭ 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
福島第一原発事故について考え続け、放射能防御プロジェクトを進めます。
    http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/26ea73eff5b8b8d698d21dc57d1b10ba
 ⑮ ざまあみやがれい!
    http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65759532.html
     ビデオ・ラジオの書き起しを精力的にやってくださってます。
 ⑯ もうすぐ北風が強くなる
    http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-634.html
 ⑰ 早川由紀夫の火山ブログ
    http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-392.html
(早川教授のコメント)私は火山の地質学が専門です。そのなかでも、噴火によって火山から吐き出される火山灰の分布に強い関心をもっています。福島第一原発から放出された放射能の分布は、火山灰に関する私の専門知識を応用してうまく理解することができます。

 *「ダンマパダ」の経文は、①中村元訳「ブッダの真理の言葉」(岩波文庫)、②正田大観訳「ダンマパダ」(下記URL)より引用させていただきました。
  小部経典 翻訳 (原典と正田大観師による日本語訳)
   http://tipitaka.cocolog-nifty.com/blog/



『輪廻は比喩だったのか、事実だったのか--第五章 愚者の章:60』




 ここからは、愚者を標榜するくせに賢人ぶっているアホの私には実に痛い痛い偈頌の連続パンチが始まりグシャグシャにされるのである。

 ところで、この章の最初の偈頌はどう読めばいいのだろう。

 しょっぱなから、厄介な輪廻の登場である。

 現在の知識では、人間の生と死というのは、一回限りということになっているはずだ。

 ま、ヒョウキンな人の中には、生まれ変わりがあると信じていたり、信じたいと熱望している人がいるようだが、今のところは、死んでみなければ分からないことで、誰にも証明は出来ないであろう。

 生命とか生き物というのは、遺伝子(DNAに組み込まれている生命再生維持管理プログラム)を次世代に残せて、しかも、その遺伝子によって生命を再生(発生を再起動)出来る能力を持つものというふうに定義されているようだ。

 ブルーバックス、「新しい発生生物学」(木下圭、浅島誠共著)から引用させていただく。

『生物の「発生」とは、卵や種子から成体になるまで、そして、年をとって死ぬまでの過程のことをいいます。』

 発生生物学は、科学なのだから、輪廻説のような観察・実験・証明・検証などが困難な課題については全く対象外である。

 しかし、進化論や分子生物学・発生生物学など(知っているだけ並べた)の本を浅読みすると、単なる私の想像に過ぎないかもしれないが、とても輪廻だとか、永遠に続くとかいうお話は信じようが無い。

 これは例えば弥勒菩薩が釈尊般涅槃後56億7千万年後に現れるなどというのも、年数の数え方がこの通りで正しいのなら、地球が太陽に飲み込まれてしまった後ということになるのと同じであろう。
 お話しが適当過ぎるのだ。

 そこで、読み方としては、文字通りに読まず、古代インド人向けの比喩として読み取れば良いのではないかと思う。

 私たち現代日本人は、釈尊が理解させようとしたことだけに眼を向ければいいのだと思う。

 比喩の要点を読み取れればいいのだ。

 ただし、釈尊が本気で輪廻を確信していて、本気で輪廻からの解脱を説いたのだとすると、厄介なことになる。

 これはこの記事では棚上げにする。


               ***
60. 眠れない人には夜は長く、疲れた人には一里の道は遠い。正しい真理を知らない愚かな者どもには、生死の道のりは長い。(中村先生)
               ***
60. [眠れずに]起きている者に、夜は長い。〔歩みつづけ〕疲れている者に、〔一〕ヨージャナ(由旬:長さの単位・軛牛の一日の旅程距離)は長い。正なる法(真理)を識知することなき愚者たちに、輪廻〔の道〕は長い。(正田師)
               ***


 輪廻の道のり、つまり、あなた方は、生まれては死に、また生まれ変わっては死ぬという、再生と再死の繰り返しを延々と続けて来たし、これからも続けるのだよと脅している訳です。

 確か部派仏教の説によれば、輪廻に始まりは無く、終わりも無いということだったと思う。

 無始無窮で、始まりも終わりも無いと書いてあったような。

 こんなお話しは、前書きに書いたように、そのまま「はい、そうですね」と納得できるものではない。

 しかし、当時のインド人は、何度も書いたように、輪廻を信じていた。
 一部の人はちょっと考えて「何かおかしい」と気づき、例えば唯物論のような説を立てた人も居たようだが、大半の人は輪廻を信じていただろう。

 釈尊は、当時のインド人のそういう固い迷妄を逆手にとって利用し、上手な比喩にして、人々に本当に気づいて欲しいことを説いたのだろうと思う。

 ところが、この記述(偈頌)を文字通りに読んで、今の人たちに輪廻の恐ろしさを本気で説くならば、聞き手は二通りの反応しか示さない。

 カルト派の人は待ってましたと頷いて聞き入り、学校の勉強をちゃんとしてきた人は途中で席を立って帰ってしまうだろう。

 さて、比喩として読むとはどういうことか?

 簡単なことである。

 真理(正なる法=釈尊の教え)を学びなさい、という勧めだと読めばいいのだ。

 細かく言うとこういうこと。

 私は、かなり前から不眠症というほどでもないが、時々うまく入眠出来ない夜があった。

 寝付けない夜は本当に長く辛い。

 また、おじさんと呼ばれるような歳になってから、山登り(重いリュックを背負って山の天辺まで歩いていく趣味)や山スキー(深雪をパラレルで滑れないくせに、ゲレンデじゃないところをご苦労にもボーゲンで滑り降りる趣味)に凝った時期があるので、疲れているときの道のりの長さと苦しさも良く分かる。

 古代インド人の移動手段は、まず、歩くことだったろうから、この苦しみ辛さは実感できただろう。

 輪廻の道のりの長さ苦しさ辛さを上手に理解させていると思う。

 だから、釈尊がほのめかした「真理(正なる法)」が何か頼りがいのある、ありがたいものに響いたろう。

 愚か者の仲間入りもしたくないから、よし、釈尊のお話しを聞こうじゃないかということになったのかも。

 ただし、この説法は、確信の程度の差は有れ、輪廻を信じる人には有効だろうが、現代人で、ちゃんと学校の勉強をしてきた人にはあまり適さないような気がする。

 そういう人は、この比喩は、古代インド人限定版なんだよと了解し、「真理(正なる法)」に気づかせたかったのだと思ってもらえばいい。

 ということ。


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